晩婚化が止まらない。2010年の国勢調査(速報)によると、未婚率は各年代で上昇し、結婚していない30代後半は男性で34.6%、女性で22.4%に。いずれも5年前より7%程度上昇し、過去最高を記録した。40代前半では、男性の4人に1人、女性は6人に1人が未婚となる。

 そんな状況の中、注目を集めているのが親同士の代理見合い会だ。札幌市の結婚相談所が10年ほど前に開催したのが始まりで、報道をきっかけに全国に広がるようになった。関西を拠点に全国各地で代理見合い会を開催している『良縁親の会』代表の脇坂章司さん(78)がいう。

「いまの若者はかわいそうですよ。20代は出会いがあっても、収入が低くて結婚に踏み切れません。貯金もできてきた30代を過ぎると、仕事が忙しくなり、出会いそのものが極端に減ってしまいます。私はもともと結婚コンサルタントをしていたんですが、そのような子供たちの親から“なんとか相手を見つけてあげたい”という要望があり、会を開くようになりました」

 脇坂さんは同会を2009年に発足させ、これまで計66回開催。延べ6000人が参加している。1万円程度の参加費で出会いの場だけを提供し、事後の進展は親同士に任せる。何組成婚したかは正確に把握していないが、「おかげさまで…」とお礼の手紙が来ることはよくあるという。

※女性セブン2011年9月15日号