名越稔洋氏率いる「龍が如くスタジオ」のクリエーター陣が勢ぞろい

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セガの大人気ゲームソフト「龍が如く」の制作チームによる「龍が如くスタジオ」発足記者発表会が都内で行われた。会場には同シリーズ総合監督・名越稔洋氏、チーフプロデューサー・菊池正義氏、ディレクター・佐藤大輔氏、’10年発売のPSP用ゲームソフト「クロヒョウ 龍が如く新章」プロデューサー・小川洋二郎氏、「龍が如く」シリーズのシナリオ、演出担当・横山昌義氏が登場した。

【写真】シリーズ完結かと思われていた「龍が如く」が、名越稔洋総監督により新シリーズの発表も!

’05年にPlayStation2用ゲームソフト「龍が如く」は発売されて以来、累計出荷本数が500万本を超える人気シリーズに成長。本格的な人間ドラマを楽しめる作品を制作してきたことにより磨き上げられてきた表現力を、今後より多くの作品を通し広く世の中に提供していくために、今回同スタジオが発足された。

名越氏は「シリーズを繰り返し、作り手としていろんなノウハウや財産が貯まってまいりましたので、きょうを境にいろんな作品に“モノづくり”をしてきたいと思いました。名称もベタな名前を付けたんですけど、われわれの原点の名前です」と紹介した。

また、PSP用ゲームソフト「クロヒョウ 龍が如く新章」のシリーズ第二弾PSP「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」の発売決定もアナウンスされた。同作は、前作の舞台、東京・神室町(かむろちょう)に加え、大阪・蒼天堀(そうてんぼり)が登場。東西の人気歓楽街を舞台に主人公・右京龍也を中心とした若者たちの熱く激しい人間ドラマが展開する。

同シリーズプロデューサー・小川氏は「リアルな大阪の雰囲気を再現しております。バトルのスタイル、技が増えるだけでなく、野次馬がけんかに加勢したりします。また、自分の好みの仲間を連れて、街でけんかができます」と新システムを紹介。また、夜のプレースポットも健在で「キャバクラも注力して作っています(笑)」とアピール。さらに、「発売時期を来年春にはお届けしたい。(9月15日・木から開催の)東京ゲームショー2011でも体験してもらえれば」と胸を張った。

同スタジオ完全新作第一弾作品プレイステーション3/Xbox360用ゲームソフト「バイナリードメイン」のキャラクターの声を担当するキャスト陣も発表。同作は、2080年の東京を舞台に“命”をテーマとした熱き人間ドラマが展開されるドラマティックアクションゲーム。全編フルボイスでゲームが進み、個性あふれるキャラクターたちを豪華俳優陣が演じる。内務省警察局刑事・黒澤を北村一輝、国連傘下の査察機関IRTA(国際ロボット技術機構)作戦本部司令官・フィリップス少佐を遠藤憲一、地下スラム街の少女・ユキを武井咲、疑惑の天才科学者・天田洋二を竹中直人、地下スラム街の黒幕・三船を松方弘樹がそれぞれ演じる。名越氏は「武井さんは初ですが、基本、『龍が如く』に関わった方ばかり。オールスターズです」とアピールした。こちらも、東京ゲームショー2011のセガブース内の試遊台でプレーできる。

最後に、名越氏から「龍が如く5」の制作スタートの事実も明らかに。「ナンバリングが付く以上は、新しい(ゲーム)設計にならなくてはならない、生まれ変わらなくてはならない。生まれ変われるんだと自分たちが確信を持てないとだめだった。発売時期などは未定ですが、言った以上は今後、見せられる物や言えることなどの続報はどんどん出していきたい思います」と熱く語った。また「同時に複数のタイトルが始動しております。ちょうどゲームは変革期で、マーケットを含めて考えなくてはならないのは山積みです。手段が変わってもどうすれば良い物が届けられるかという、クリエーターの執念、われわれのこだわりに注目してもらえれば」と締めくくった。