スナイデル残留を喜ぶインテル会長「彼は何度もインテルに残りたいと言ってきた」

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 8月31日で今夏の移籍市場が閉まったこと受けて、インテルのマッシモ・モラッティ会長がクラブの選手獲得について所見を述べている。

 モラッティ会長は、ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランやアルゼンチン人FWマウロ・サラテを加えたチームには、期待が膨らんでいるとコメント。

「すごく強いチームが出来上がったと思う。まあ、いちファンとしてちょっと興奮しての発言だがね。とにかく、なかなか魅力的なチームだと思うよ。新しい選手たちがどんなプレーをするのか楽しみだね」

 移籍が絶えず噂されていたオランダ代表MFウェスレイ・スナイデルが残留したことには、「勝利というより、強い意志に基づいた結果だよ。他クラブからの誘いが多くても、非常に質の高い選手をキープしたいという意志があったんだ」とチームへ留まるように望んだことが、残留へ繋がったと話している。

 また、「彼自身も、とてもフェアな姿勢を見せ続けてくれた。新聞ではいろいろなことが書かれていたが、彼は何度も『僕はインテルに残りたい』と私に言っていたんだ。本当に、誠実でフェアな態度だったね。私としては、チームの質を確実に高いレベルでキープするために、スナイデルには残って欲しかったんだ」とスナイデル自身が、クラブに残留したいという意思を示し続けたことも明かしている。

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