都内の結婚式場で8月20日に、若闘力という序二段力士の断髪式が行われた。若闘力は昨年6月に野球賭博関与で解雇された元関脇・貴闘力(本名・鎌苅忠茂)の甥。普通、幕下力士の断髪式は簡素に行なわれるのが慣例だが、世話役を務めた貴闘力の角界への影響力が現在も強く残っていることがうかがえる。

 もっとも、このパーティの“主役”となったのは若闘力でも貴闘力でもなく、力士並みに大きな体をした貴闘力の4人の息子たちだった。180cm超の巨体を揺らしてハサミを入れた高校生の長男を筆頭に、中2で体重120kgの次男、小6で100kgを超える三男、100kg近い小4の四男である。

 俳優志望の長男を除く3 人が角界入りを目指しており、実力もかなりのもの。次男は、中学2年ながら相撲の強豪・埼玉栄高校の相撲部に出向いて練習しているほか、三男はわんぱく相撲の全国大会の常連で、相撲の名門中学から特待生として誘われているという。

「祖父である大鵬さんは彼らを溺愛していて、4兄弟の名前には全員、大鵬さんの本名からとった“幸”の字が入っている。相撲センスにも太鼓判を押しているようです。あとはとにかくよく食べる。会場でもずっと寿司や唐揚げを食べ続けていて、力士連中も目を丸くしていた。体はもっと大きくなるんじゃないですか(笑い)」(相撲担当記者)

 会場では、「もう息子に相撲で負けるんじゃないか?」と聞かれた貴闘力が、「まだなんとか勝てるでしょう」と笑わせる一幕もあった。

 将来は貴闘力の盟友である貴乃花親方の元で育てるというプランも浮上している。この兄弟が中学卒業と同時に入門、番付を駆け登れば、10年後には若貴ブームを超える「3兄弟横綱時代の到来か」と期待が高まっているのだ。

※週刊ポスト2011年9月9日号