<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ(ブラジル)
Def.判定3-0:30-27、30-27、30-27
デビッド・ミッチェル(米国)

ミッチェルは大ブーイングに不敵な笑みを見せた。試合は静かな立ち上がり。ミッチェルのパンチに、チアゴが左ハイを見せる。そのチアゴのテイクダウンに割れんばかりの声援が起き、チアゴはそのままサイドに。フッチボウ会場を思わせる応援ソングを受けたチアゴ、自ら立ち上がってスタンドへ。

チアゴの後ろ回し蹴りは不発。ミッチェルは手数が圧倒的に少ない。そのミッチェルの左に合わせ、組みついたチアゴが大きく後方に投げテイクダウン。再びサイドを奪取すると、ミッチェルのワキ腹にヒザを突き立てる。

チアゴのパンチにミッチェルがシングルを狙うと、すかさず得意のアナコンダへ。チアゴの得意技は十分に頭に入れているミッチェルはすぐに背中をつける。チアゴがスタンドに戻ったところで初回が終了した。

2R、ミドルの応酬からチアゴの左がヒットする。チアゴは後ろ回し蹴りを見せた際にバランスを崩す。するとミッチェルがバックを取りケージ際へ。胸を合わせたチアゴが体重を掛けると、ミッチェルは引き込むようにキャンバスに背中をつける。チアゴはこれをパスし、ミッチェルに体勢を返されると、そのままスタンドへ。ここですぐさまテイクダウンしたチアゴが直後に立ち上がる。

スタンドに戻るもテイクダウンを繰り返すチアゴは、ここでパス。リオのファンはミッチェルに「フィラダプッタ(サノバビッ○)」コールを送る。試合がスタンドに戻ると、チアゴは右を振るい、さらにローを見せるが、やや疲れを感じさせた。

ミッチェルは右アッパー、左を伸ばすも、ここにチアゴが組みつく。今度はグラウンドへいかず、自ら距離を取ったチアゴ、やはり疲れが目立つ。試合は最終回に入ると、ここで館内にはウェーブが起こる。右ストレート、右アッパーを打ち込むチアゴ。シングルからテイクダウンを奪ったチアゴは、ミッチェルの足関節を防ぎ、スタンドに戻る。

ここでミッチェルはワンツーをヒットさせる。残り2分半、ヒザが立ってきたチアゴに対し、ミッチェルはテイクダウン狙いをかわし、左を伸ばす。チアゴも左を伸ばすが、右を受けるなど、受け身のシーンが目立ってくる。

残り1分を切って、連続してワンツーを打ちこむチアゴは、組みついてバックに回り込み、両足をフック。そのままリアネイキドチョーク、フェイスロックを仕掛ける。パンチの連打から再びチアゴが首を狙ったところでタイムアップ。フルマークでチアゴが判定勝ち、国際戦で勝利を挙げたチアゴには、ここまでで一番の声援をファンが送った。