ビジネス、プライベートに限らず、何か新しいことをはじめたいと思っている人は、少なくないのではないでしょうか。
 しかし、未経験のことを始めるときには、非常にエネルギーを費やします。しかも、それが必ず成功するとは限りません。新しい趣味ならばともかく、ビジネスの現場、例えば新規事業や独立であれば、大きなリスクを背負ってしまうでしょう。

 始めなければ始まらない、でも心のどこかに不安が残っている。そんな状況で始めるにはどうすればいいのでしょうか。
 米国のブロガーでありコラムニストでもあるセス・ゴーディン氏は“Poke the Box : When was the last time you did something for the first time?(始めなさい〜最後に新しいことを始めたのはいつですか?〜)”有料Podcast番組「エグゼクティブ・ブックサマリー」にて邦訳要約版を配信中)で、「始めること」を一つの大きなイノベーションであると定義し、人生を変える力を持っており、その自発性が競争の中で違いを生み出すと述べます。

 では、リスクに対してどう対峙すればいいのでしょうか。
 ゴーディン氏は「流動性」と言葉を持ち出し、リスク、そして失敗への考え方を変えてくれます。「流動性」とは流れ、変化のこと。往々にして「変わる」ということはリスクが発生することとセットで考えがちで、ネガティブにとらえてしまいます。
 しかし、ゴーディー氏は、それは次の2つの理由から逆効果だと言います。

・リスクを負うことや失敗することは本質的に間違ったことではない
・あらゆる動きをリスクと解釈すると、全ての動きを恐れるようになる

 ビジネスの世界は常に流動的です。動きや革新、変化を拒絶することは、立ち止まっているだけの状態より良くないことです。ゴーディン氏は「後退しているようなもの」とまで言います。
 失敗は何も悪いことではなく、成功の一歩に過ぎません。現状を大きく変えることに恐怖を覚えることは自然なことですが、そうした感情は無視することで、新たな世界に踏み出すことができます。
 新しい変化を生み出すことに躊躇いを覚えている人は、変化をよりポジティブに考えてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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