稲川淳二が仕掛けた恐怖の演出・・・怖すぎて夜に独りでケータイを開けません!

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幽霊が飛び出す! 火の玉が飛び出す! “最恐の3D怪談番組”として今夏の話題を集めている「鳥肌怨読棺 〜第二章〜」で怪談テラーを務めた稲川淳二が、「電波媒体には霊が乗りやすい」という特殊な性質を語るとともに、携帯電話専用の映像配信サービス「BeeTV」(会員数157万人)の同番組こそ怪談を語る土壌として最適の恐怖媒体であると力説した。

同番組は、怪談でお馴染みの稲川淳二が語り部となり、2009年夏のホラー企画として配信された「鳥肌怨読棺」の恐怖脚本をリブート。新たに3D仕様として放たれた第二章だ。前回好評だった画面を怪しげにさまよう火の玉や突然迫り来る幽霊などの仕掛けが、3D仕様でゾクゾクと飛び出すなど恐怖演出が倍増! より怖さを加速させて戻ってきた怪談番組なのだ。ケータイで手軽に怪談が楽しめる時代になったことについて稲川は、「面白いですよねえ〜。わたしはね、その昔からいろいろな話をしていたんですよ」とケータイのような電気機器と怪談の親和性を初期から認めていたと語り始め、「昔のテレビはブラウン管で、だんだんと映像がぶわーっと映ってくるものでしたよねえ。そこにはね、霊も映るみたいな話もたくさんあったじゃないですか。霊的なものには、磁場的、電気的なものがツキモノだと思いますねえ。これからのデジタルの時代だって、いろいろ出てきたっておかしくないって話ですよ」と説得力あふれる論調で自説を唱えながら、「昔から言いますよね。お化けや幽霊は人のいるところに出るってね。そりゃ当たり前だろって話ですがね(笑)。人がいるところに磁場があるっていうことの裏返しですよ。今回の3Dだって、そういう磁場的なものがあると思いますよ。映像や音楽のスタジオにしたって、霊の話が多いじゃないですか」とわかりやすいたとえを交えながら電波媒体に霊が乗りやすい現状を説明した。

稲川淳二さん

さらに稲川は、「今回の番組にも霊的なものが出ていっていると思いますよ」と配信映像を観る視聴者をビビらせる発言を繰り出すも、「でもね、霊って決して怖いものじゃなくて、怖がっている心理、状況が楽しいものなんですよねえ。滅多にたたられることもないですよ。慌てて逃げれば大丈夫ってなもんです(笑)。要するに自分の中で納得できないから怖く感じるわけであって、そういうことがあってもおかしくはないんですね」と怪談を聞く場合の心構えをガイド。その上で、「なんでもかんでもね、わからないことまでひっくるめて怪談扱いにしちゃうから怖いんですよね。すべての怪談には、ちゃんと“説明がつく状況”が隠されているんです」とむやみに怖がらず、怪談に対する正しい知識と理解を深めていけば、この上なく楽しめるエンターテインメントであることを熱っぽく語ってくれた。

稲川淳二さん

ところで、夏と言えば納涼。納涼と言えば怪談。怪談と言えば「稲川淳二の怪談ナイト」ということで、稲川は今年も7月から全国各地で怪談を披露するツアーを敢行中だ。1993年に始まった同ツアーも今年で19年目で、全国各地で開催され今や夏の風物詩と言っても過言ではない大人気イベントを、稲川自身も毎年心底楽しみにしている。「1回目の時に子どもだった人が大きくなって、家族を連れて見に来るの。こんなにありがたいことはないですよねえ。怪談よりもわたしの顔が見たいって言ってくれましてね(笑)」。8月28日(日)には被災地の宮城県仙台の会場へも赴く。「早く皆様と会いたいですねえ」と目を輝かせる。

怖いはずの怪談を披露して、来場するお客さんたちを笑顔で帰すこともあるという。それこそが、誰もマネできない怪談テラー・稲川の魅力であり、本来の意味で怪談が披露された結果なのだ。稲川はこう話を閉じた。「ホラーというのは目に見える恐怖ですね。ところが怪談というのは目に見えない恐怖なんですよ。“幽霊は耳で見る”って中国の人は言いますがね。だから不思議と言えば不思議だけれど、後で目に見えない理由がわかればなるほどとなる。面白いですよねえ。それを今回は電波を通じて伝えたいなあと思いますねえ」。

稲川淳二さん

BeeTV 「鳥肌怨読棺 〜第二章〜」:http://pre.beetv.jp/pg/10000308/