まず、チームは楽天に3タテを喰らってしまいました。
今日ダルビッシュで落としたのは痛いなぁ・・・

2失点目の小谷野のプレーは、ちょっと気の毒でしたね
打者が内村で俊足。
あの打球、小谷野としては中途半端なバウンドで処理せざるをえなくなります。
勝負に行ったのですが、ボールはポロリとこぼれ・・・
上手く処理してもギリギリのタイミングですが、
小谷野であればアウトにできるかも・・と期待しましたが・・・

記録上で失策となるのはしょうがありませんが、
小谷野を責める訳にもいきませんね。
打った内村を褒めるべきでしょうか。
内村からすれば「最悪は、ああいう打球でもOK」と考えての打席ですからね。
※転がせば何かが起こる可能性がある

本来は日ハムがそういった点の取り方をしていかなければならないのですが、
楽天に見事にやられてしまいました。

これが試合というもの・・・
勝つというのは難しいものですねぇ。
ソフトバンクとのゲーム差は離れてしまいましたが、
こっちがイライラしてもしょうがないので切り替えて見ていきましょう

もう1回くらいゲーム差が接近できるチャンスはあると思いますからね。
それまでは我慢です。

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<まだまだ進化するダルビッシュ!>

この日はワインドアップからの投球。

ダルビッシュのコメント
「ワインドアップは一度ブルペンで試して、
 昨日までやろうかどうか迷っていました。
 昨晩ツイッターにオールドファンの戯れ言として見たいという
 ツイートがあったので、それに応えました」

もはや「試してみた」というレベルの投球ではありませんでしたけど(苦笑)
この日の直球の最速は156km
直球の球速平均も153kmと球威は抜群
※前回登板までの直球平均球速は150km

ただし、ダルビッシュの凄いところはこの直球に頼りすぎないところ。
【8月25日 ダルビッシュ 全球種内訳】

グラフ

この日の楽天打線は左打者が6名いたこともあり、
投球の基本線は・・・

・カウントを整える→直球・Sカーブ・カット
・追い込んでから →スライダー・フォーク
※主にスライダー

もちろん配球は「打者・投手・状況」により変化していきますが、
対左打者に対しての基本線は上記となっています。

相変わらずスライダーはキレていました。
そして、いつもと違ったのがSカーブです。

ダルビッシュの普段のSカーブは「90km〜110km」の間で、
「キレ」というよりも、緩急をつけるために使用していました。

【2011年 ダルビッシュ Sカーブ一覧(前回登板まで)】


しかしこの日のSカーブは「110km〜117km」の間で、
映像を見て頂けるとよくわかるのですが、
ずいぶんキレのあるカーブを投じていました。



この球で面白いようにストライクが取れていたので、

「またなんか違うの投げてきたなぁ」

と思って見ていました(笑)
普段投げる速いカーブ(120km前後)とは違いますし・・・
とりあえず当ブログでは「Sカーブ」に分類することにしました。

・スライダーは「縦・横」で2種類。
・カーブは「遅い・半ば・速い」で3種類。
・高速チェンジアップ
・フォーク
・ツーシーム
・カットボール

これに直球を加えて、簡単に見積もっても普段使う球種は10種類ですか。
捕手も大変ですねぇ(苦笑)
ちなみに当ブログでは「速いカーブ」は「スライダー系」に分類しています。

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<まとめ>

ダルビッシュの凄いところは、
これだけのレベルに達しながらも毎回毎回試行錯誤を繰り返す向上心・・・
そして、それが目に見えて現れてくるところですね。
普通これだけのレベルがあれば・・・

「維持しよう」

と考えてしまいそうなものですが。
僕達も見習わなければいけないなぁ・・・といつも思ってしまいます(苦笑)
野球以外でも同じですもんねぇ。