2年目には「仕事の厳しさを全く感じない」割合が減少(出典:レジェンダ・コーポレーション)

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   若手社員を対象に調査したところ「仕事が厳しい」と答えた人は、入社1年目の新入社員で63.6%、入社2年目で67.4%となることがわかった。2年目の方が、仕事の厳しさをより強く感じているところが興味深い。

   レジェンダ・コーポレーションが、若手社員約700人から回答を得た。「仕事が厳しい」と感じる理由は「自分の知識不足」「自分の能力不足」が上位だが、入社2年目の方が「仕事の多さ」「勤務時間の長さ」「対人関係」への厳しさを感じる割合が高まっている。

「一人で何でもできるだろう」は危険

   具体的に仕事の厳しさを感じるときについて、入社1年目の社員からは、

「上司に頼まれた仕事が一日かかっても終わらなかったのに、上司が手伝ったら数時間でできてしまった」(男性)、「議事録を書くように指示されたが、略語が頻出してまったく分からなかった。結局先輩に大幅に修正された」(女性)

など、知識・スキル不足に関するコメントがあった。これが入社2年目となると、

「指示されたタスクを消化しているだけでは仕事とは言わないとメールで言われてしまった」(女性)、「早く仕事を切り上げたいが、先輩や上司の手を借りられずに残業が長くなってしまった」(男性)

など、早くも責任を担うことの厳しさに直面するコメントが見られる。

   直属の上司は「仕事の援助が欲しいときに、積極的に支援してくれる」と答えた人は、入社1年目では77.9%、2年目でも69.5%と比較的高い割合を占めている。

   しかし調査元の丹羽律マネージャーは、入社2年目の社員の約3割が「上司からの支援が不十分」と感じていることは少々心配と指摘する。

「もう1年仕事をしたから、一人で何でもできるだろうと周囲は思いがちですが、仕事の厳しさに直面する本人たちに小さな不満が芽生えていることも大いにありえます。離職予備軍にさせないためにも、上司や先輩は日々の業務の中で支援ができているか、いま一度振り返ってみることも大切です」