韓国の鉄橋が崩壊の危機、橋脚が沈下し橋桁にヒビ!

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韓国の南東部、慶尚南道昌寧郡南旨邑にある南旨鉄橋で、22日午前、橋脚のひとつが地面に30センチほど沈没し、その影響で鉄橋に大きな亀裂が入った。現在、橋の一部が傾き、崩壊の危機にあるという。

韓国水資源公社によると、鉄橋は前日夜まで異常は見られなかったが、22日朝7時半ごろには鉄橋の第6番目の橋脚が沈下し、橋桁が傾いているのが分かった。

鉄橋は老朽化が進み、2007年には安全診断の結果等級外の判定を受けたほか、今年6月の検査でも基礎補強が必要とされていた。しかし、水資源公社は7本ある橋脚のうち、第2―4番の3本のみを補強した状態で補修工事を開始。鉄橋のヒビは、橋脚を補強するため鉄パイプを地中に埋める過程で発生し、地盤がやわらかい状態にも関わらず、無理に工事を行ったことが原因になったと見られている。

南旨鉄橋は、1933年に建設され、韓国近代文化遺産145号に指定されている建築物。すぐ近くに新・南旨鉄が建設されたことにより、2001年から車両の通行が禁止され、今月からは歩行者も通行が禁止されていた。

幸いヒビが入っただけの状態であるため、人的被害はなかったが、崩壊する可能性もあることから水資源公社は精密検査を行うことを明らかにしている。このほか、韓国には補強工事が必要な橋がいくつもあるといい、早急な対応が求められている。

参照:「昔の南旨鉄橋の橋桁が沈下、憂慮していたことが現実に」 - オーマイニュース
参照:補強工事強行、洛東江南旨鉄橋崩壊の危機 - MBCニュース

(文:林由美)

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