キャンドル・ジュン氏と電撃再婚後、今年3月に二男を出産した広末涼子(31)が女優復帰に向けメラメラと執念を燃やしている。
 実は、数カ月前まで広末の引退は半ば決まっていた話だった。発端は昨年10月に周囲の大反対を押し切り、キャンドル氏と勝手に再婚してしまったこと。
 「事務所を激怒させたのは初婚の時と同様、またしても“でき婚”だったこと。広末は仕事よりも恋愛を優先する恋愛体質。イメージを最重要視するCMなどは妊娠、再婚、離婚に関する取り決めが契約書に細かく書かれている。最悪の場合は事務所がン億円の違約金を肩代わりしなければならない。リスクの方がはるかに大きい」(事情通)

 周囲から三行半を突きつけられてしまった広末が再び女優として復帰することがなぜ認められたのか。実は、広末本人から発せられたある一言が関係者の気持ちを翻意させたという。
 「セクシー路線の解禁です。広末は業界でも“脱ぎそうで脱がない女優”として有名。『子供がいるから脱げない』と言うのが理由です。そのため映画『おくりびと』以来、世界からも注目されるようになったのに“脱ぐ、脱がない”が原因で多くのチャンスを失っているんです。しかし、今回は自ら『脚本に必要性があるのなら、どんなシーンもやる』と宣言した。この一言に関係者は広末に再度、ベットする気になった」(映画関係者)

 現在、放映されている日本コカ・コーラ『からだ巡茶』のCM撮影が行われた時のことだ。広末の提案に周囲のスタッフは思わず腰を抜かしたそうだ。
 「現在、シースルーの白いドレスで登場する広末ですが、元々の設定は透けない普通の白いミニのドレスで太股や二の腕、胸元をドアップで見せる画コンテだった。そこに広末が『全裸の天使という設定はどうか』と割って入ってきた。『光の加減で局部を見せないように加工してみては』と言うんです。スタッフは一瞬、考えましたが、代理店サイドからやり過ぎと指摘され現在のシースルーで妥協したんです」(事情通)

 この広末が全裸体当たりで演じると言われている映画企画が既に十数本に絞られたという。なかでも、有力視されているのが有吉佐和子原作の『不信のとき』。妻と愛人を持つ男が、最後はこの2人に大どんでん返しを食わされる名作だ。
 これまでも若尾文子や三田佳子、十朱幸代ら往年の名女優によって、ドラマ、映画化されてきた。
 「広末が主人公の浅井道子を、夫の浅井義雄には佐藤浩市、夫の愛人となる米倉マチ子には、真木よう子。そして、広末と濃厚なラブシーンを演じる愛人役に人気俳優のARATA、監督には津川雅彦という名前がそれぞれ挙がっています。この映画では文字通り広末のオールヌードが披露される。まだ、企画段階のため詳細な紙資料が回って来ていないが、かなりエロチックな濡れ場が期待できる」(製作事情通)

 開き直った広末の女優魂に期待したい。