揺れたソウルの高層ビル、エアロビ再開したとたんに“また”グラグラ

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ソウル広津区九宜洞の39階建て複合商業ビル「テクノマート」が先月5日、上層階を中心に激しく揺れる出来事があった。当時、入居者や買い物客がパニックになり緊急退避となったが、そのテクノマートでまた揺れが発生し、騒動になっていたことが分かった。

11日午前11時4分ごろ、テクノマートのオフィス棟が揺れたと消防に通報があった。消防関係者は、「33階で揺れを感じたとの市民からの通報を受け、現場に出動し状況を確認した」と説明した。今のところ建物から異常は見つかっておらず、テクノマート関係者も「建物には何の異常もない」と断言している。

前回、テクノマートが揺れた際は、大韓建築学会がすぐ安全検査を行い、12階にあるスポーツジムで、「タエ・ボー(Tae Bo)」(テコンドーとボクシングの動きを組み合わせた運動)と呼ばれる運動が揺れの原因を作った可能性が高いとの結論が出された。

今回も、揺れた当時に同じスポーツジムで十数人が運動していたことが分かっており、韓国ではこの運動が揺れにつながったとの見方がされている。

しかし、市民の不安は高まるばかりだ。インターネットやツイッター上には、「スポーツジムでおばさんたちが運動を始めたとたん揺れたらしい」「十数人が運動して建物が揺れるなんて手抜き工事じゃないの?」「なんかすごく不安」などの書き込みが相次いでいる。

また、前回は広津区庁が入居者たちを退避させ、店舗にも退去命令を出して2日間の安全検査を実施したが、今回は退避命令などは何もなかったという。今月6日には、10階の天井がはがれる出来事も発生している。地震が発生していないのにビルが激しく揺れること自体異常なのだが、ビルの管理側も行政側も対応がどんどん緩くなっているように感じられる。これ以上、問題が起きないことを祈るばかりだ。


参照:おばさんたちがタエ・ボーはじめたとたんテクノマートまた「グラリ」 - FNN
参照:テクノマートまた上下振動…5―10分持続 - YTN

(文:林由美)

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