カリスマ書店員が号泣! 話題のライトノベルが文芸単行本化

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 2011年10月1日にアニメ版となって劇場公開される『とある飛空士への追憶』(犬村小六/著、小学館/刊)。2008年2月にライトノベルのレーベルである小学館ガガガ文庫から刊行されて以来、スリリングな空中戦と、流民あがりの傭兵飛空士と未来の皇妃の身分違いの恋を描いた切ない物語が口コミでの評判を呼び、「アマゾン2008年エディターランキング」で1位、さらに「新世紀エンタメ白書2009年ブックランキング」でも1位となった。

 そんな本作が、映画公開に先立ち、文芸単行本としてリニューアルされ出版されたのだ。

 「わたしはモノだ」。感情を自らの内に押し込める次期レヴァーム皇妃・ファナ。そんなファナを無事にレヴァーム皇家に送り届ける極秘作戦の指令を受けた無名の飛空士・シャルル。
 この2人が一機の水上偵察機に乗り、空の旅へと出る。その旅の中でつながる過去。そして、身分違いの恋に落ちる二人。
 ファナは押し殺していた感情を次第に取り戻していく。シャルルは無事、ファナを送り届けることができるのか?

 本作の単行本化にあたってはより幅広い層に読んでもらえるよう、加筆・修正が加えられており、これまで書店で数々のヒット文芸書を仕掛けてきた“カリスマ書店員”からも絶賛の声を受けている。例えば、「これほど浪漫の香気高く、そして心に美しく響く普遍性を備えた傑作に出逢えたこと、本当に感謝しています」(ときわ書房本店・宇田川さん)という声があがれば、「本の全体にただよう“人間の尊厳”の問いと飛行と恋とがとてもさわやかにブレンドされていて、まさに映画を観ているよう」(紀伊國屋書店前橋店・三戸部さん)「未読の方はもちろん、既読の読者にもぜひ読んでもらいたい作品だ」(文進堂書店・逢坂さん)「“哀切”の一言でした」(さわや書店・松本さん)などという声も寄せられており、さらに「本気で泣いてしまいました!」(文教堂三軒茶屋店・中川さん)と答えた書店員もいた。

 映画版ではシャルルを若手実力派俳優で、声優としても活躍する神木隆之介さん、ファナをタレント・モデルの竹富聖花さんが演じることになっており、こちらも期待が高まっているが、まずはその前に書店員たちを泣かせた『とある飛空士への追憶』を楽しんでみてはいかがだろうか。
(新刊JP編集部)



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