文部科学省が取りまとめた、学校基本調査(速報)によると、今春に4年制大学を卒業した学生の就職率は61.6%で、卒業生の約2割が進学や定職に就いていないことがわかった。

 調査によると、大学卒業者は55万2794人。このうち、就職できた学生は34万546人で就職率は61.6%。前年(2010年卒)の60.8%をやや上回った。大学院等へ進学した人は7万642人。

 一方、進学や定職についていない進路未定者は10万7134人。2年連続で10万人を超え、卒業者に占める割合は約2割となっている。

 就職率は、2000年代前半の50%台から2007年卒〜2009年卒では70%に迫る水準まで急上昇していたが、リーマン・ショック後の2010年卒で急落した。企業の新卒採用意欲はやや持ち直しているものの、採用基準のハードルは下げていないため、就職率の改善にはつながっていないもようだ。

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