「美女」で検索するとトップに出るサイトの“素人美女写真集”に迫る<前編>

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 検索サイトで「美女」と入れて検索をかけてみると、まず一番先頭に出てくるウェブサイトが「美女暦」だ。2008年に開設され、日替わりで美女の写真を掲載。瞬く間に話題となり、今や月間5000万ページビューのモンスターサイトとなっている。
 そんな美女だらけの「美女暦」から人気投票で上位19人を選抜して掲載した、まさに美女だらけの写真集『つきあいたい』(扶桑社/刊)が完成した。

 今回は、そんな『つきあいたい』で美女たちをシャッターに収めたカメラマンの青山裕企さんと、「美女暦」のプロデューサーであるヒャクタロウさんにお話をうかがった。
 数々の美女を見てきた2人が考える美女像とは? 今回は前編をお届けする。


■「僕は美女に縁がないんですよ」(青山さん)

―まず、ヒャクタロウさんにウェブサイト「美女暦」のお話についてお聞きしたいのですが、「美女暦」を運営されている中で大変なことはなんですか?

ヒャクタロウさん(以下:ヒ)「最も大変なことは、やはり美女探しですね。(「美女暦」を)始めた当初は、原宿や渋谷、表参道あたりの街角に立って女の子に声をかけていたんですが、限界がありましたね。最初の頃は誰も知らないので、インターネットって言った瞬間にあまり良い顔されなくなったりして苦労しました」

―いつ頃から「美女暦」が軌道に乗ってきたんですか?

ヒ「2009年のはじめくらいですね。徐々にインターネットの中で知られるようになって、『私も出たい!』っていう女性が現れるようなサイトになってきたのが、その頃です」


―もともと「美女暦」を開設された当初は、どのような理念を持っていらっしゃったんですか?

ヒ「素人美女で日本を癒していきたい、元気にしていきたいというというところからはじめています。『美女暦』が開設された2008年頃は、ちょうど読者モデルが(ブームとして)来るって言われていて、エビもえブーム(*1)に翳りが見えていた時期だったので、自分としても違う潮流を見たいな、と。そこで、読者モデルのパワーが上がってきていたところで、こういうサイトを立ち上げたということですね」

―美女を選ぶ際に、その基準というのはあるんですか?

ヒ「これは3つありまして、まずは『透明感』です。そして2つ目が『はにかみ笑顔』。3つ目が『すっぴん美』。この3つは大事にしていますね」

―これはヒャクタロウさんが考える、理想的な美女像ということなのでしょうか?

ヒ「いや、そういうわけでもないのですが(笑)、日本って今は整形技術もあがっていますし、そこまでいかなくても、ある程度は化粧で可愛くなれてしまいますよね。だけど、そうではない点、素顔の部分にその3つの本当の美が写真に写るんじゃないかなと思うんです」

―なるほど。では、これは青山さんにもお答えして頂きたいのですが、お二方が考える「最高の美女」とはどんな方だと思われますか?

青山裕企さん(以下:青)「そうですね…。僕、本当に美女に縁がないんですよね」

―それは『つきあいたい』のあとがきにも書かれていらっしゃいましたね(笑)

青「そうなんですよ。美女っていうと芸能人の方とか、テレビ画面の向こうにもたくさん美女がいらっしゃいますが、リアリティがないですよね。それに、街角にも美女はいますが声をかけるわけでもありませんし、本当に縁がないんで…。だから縁がないが故に、美女に対するイメージが良くないんですよ」

―先入観みたいなものですね。

青「そうです、美女に対する先入観があるんですよ。いわゆる女性不信というか。まあ、個人的にちょっと痛い目にあってきたりしたので(笑)」

一同「(笑)」

青「僕の美女についてのイメージは、自分が美女であるということを自覚しているというのが大前提なんです。だから、その時点ですごい上の立場にいる。プライドが高かったり、自分とは次元が違うというイメージがあったんですよ。でも、この『つきあいたい』の撮影を通して美女に対するイメージがかなり変わりました。先ほどヒャクタロウさんが3つの美女の条件をあげていましたが、どれも自然なものですよね。普通、女性を撮った写真は肌の荒れやシワを消したりとか、レタッチをするんですけど、僕は作品を撮るうえではなるべくレタッチをしたくないと思っているんです」

―つまり、自然のままに、ということですね。

青「そうです。僕自身、いわゆるすっぴんに近いものに美しさを感じるので、そういう意味では『美女暦』の美女の条件にちょうど合うんですね。だから、今は安心して毎日、パソコンに美女暦のガジェットを入れて、見ています(笑)」
ヒ「たまに、ユーザーの方から『美女じゃないじゃないか!』というメールも来ますけどね(笑)」

―でも、それぞれ違う「美女像」を持っていますよね。編集部内でもこの『つきあいたい』をまわし読みしているとき、それぞれ好きなタイプが違っていました。

ヒ「そうですよね」
青「美女って一言で言っても、すごく幅広いですよね」

―では、ヒャクタロウさんの美女像はいかがですか?

ヒ「僕はもう見すぎて分からなくなってしまっていますね…(笑)。『美女暦』を始める前までは、元気な感じとか、おしゃれでとか、スタイルが良くて、とか結構ありましたけど、多くの美女と会っていくうちに、一番の美女は内面がすごくきれいな方だということに気付きました」

―内面の豊かさが、外にも出てきている。

ヒ「はい、もうそのまま出ますよね」
青「そうだと思います。今回撮影した『つきあいたい』に出てくる19人の美女も、僕が先入観を持っていたような美女はいなかったんですよ。単純に外見だけで選ばれた女性たちだったら、もっときれいな人たちもいたかも知れませんが、内面の美しさというところを含めたらベストだと思います。今回、僕自身が撮影していて自分の美女観が変わりましたし、レンズやコミュニケーションを通して、『やっぱりこの子は心がきれいだな』と実感することが多かったです。ただ、外見だけでなく内面まで美しい子なんて、ますます神々しくて、距離を感じます(笑)。そもそもこの写真集のタイトルも『つきあいたい』っていう願望ですから(笑)」

―そうですね、『つきあいたい』って思ってしまいます。

ヒ「表紙がすでに願望だから(笑)」
青「でも、僕の心境としては『つきあいたい』けれど、下に小さく『(美し過ぎて)つきあえない』って書いてあるような感じですよ(笑)」

<後編に続く!>

*1・・・2006年頃、モデルの蛯原友里さんと押切もえさんのファッションが流行。「エビちゃんOL」が代表的な存在。

▼「美女暦」
http://www.bijogoyomi.com/

▼青山裕企ホームページ
http://yukiao.jp/



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