110809NEWSyoshi01.jpg緑のカーテンが節電対策に良いとわかっていても、ベランダの状態やお手入れのことを考えてにのあしを踏んでいる方も多いと思います。

そこで、もっとラクに暑さ対策をしたい方、緑のカーテンに乗り遅れてしまった方に向け、手軽にできて、効果の高い暑さ対策をご紹介しますね。

日射しの照り返しを室内に入れないことも大切ですが、太陽の光をできるだけ室内に取り込まない日射遮蔽が、夏の室内の温度上昇を防ぐ大事なコツです。そんな、快適な室内環境をつくるには、体感温度を下げることがポイントになります。室内の放射熱や、外部からの輻射熱(ふくしゃねつ)をできるだけさえぎる工夫が必要です。

それにはまず、お日さまの動きを知ることからはじめましょう!

太陽は東から昇り、西へ沈みます。太陽高度が高くなる夏は、南に面した部屋はひさしがあれば、比較的日射を防ぐことができるのです。古くからの日本の民家には、そんな当たり前の工夫がされた(のき)の出の深い窓があるのですが、都会の住宅やマンションで「うちにはひさしも、深い軒もない!」という方々、嘆くなかれ、シェードやスクリーンがあれば日射遮蔽ができますよ。

でも、カーテンやブラインドじゃダメなの? と、思う方も多いはず。

全くダメではないのですが、窓の内側に付ける日射遮蔽よりも、外側に取り付ける方が日射遮蔽の効果が高い事がわかっていることから、シェードやスクリーンをオススメします。

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サンシェードは、いろいろなメーカーから販売されていますが、コストをかけずに行うには、農業用の寒冷紗(かんれいしゃ)などが最も手軽です。園芸用品店などで2000円位から販売されていますので試してみてくださいね。高層階などでは風に飛ばされないよう、紐などでしっかり固定しておく注意も必要です。

夏は早くから日差しが当たるので、東面・西面の窓にも、ぜひ、スクリーンを利用して、気持ちの良い目覚めで夏の一日をスタートさせてはいかがでしょうか?

滝川 良子スピカ建築工房 一級建築士事務所主宰/一級建築士).................................................................................................takigawaryouko01.jpg子育てを通し環境建築、より自然な素材に目覚め、自然素材を多く使用し、経年変化を楽しむ風と光のある住まいを提唱中。古いものを大切にする「木の家リフォーム」も。現在東京建築士会環境委員会委員。これから家づくりを考える女性のための家づくりサイト「暮らしと家」共同主宰・執筆中。


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