<ライトヘビー級/5分3R>
ラシャド・エヴァンズ(米国)
Def.2R4分48秒 by TKO
ティト・オーティズ(米国)

フィラデルフィアのファンの大ブーイングで迎えられたラシャドにティトはいきなり左ミドルを見せて積極的に前へ出る。カウンターで左を思い切り放つラシャドは、やや距離を置き、低い構えでフェイントを織り交ぜる。

思い切り右を打ち込み、組みついたラシャドをティトは跳ね返す。左ジャブを連打し、いよいよ本領発揮し始めたラシャドに対し、ティトはダブルレッグダイブで尻餅をつかせる。足をコントロールされながらも、ケージに持たれて立ち上がったラシャドが体勢を入れ替えパンチを放っていく。ケージを背にパンチを返すティトだが、徐々にディフェンス一辺倒に。

ラシャドはここで打ち疲れを案じてか、一旦は組みつきにいく。首相撲からヒザを突き上げたティトだが、この一発でラシャドに火がついた。思い切りパンチを打ち込み、肩にティトを抱え上げて、スラムの要領でテイクダウン。マウントからサイドに戻り拳を落していく。ティトはケージを蹴り上げて、体を入れ替えたが、両手で顔を覆い防戦一方の状態で初回を終えた。

2R、立ち上がりは慎重だが、ティトがラシャドの左に右を合わせる。低い姿勢でスイッチを見せて両手を広げて挑発するラシャドは左ジャブから右を打ち込みテイクダウンへ。これをギロチンで迎え撃ったティトだが、頭を引き抜かれると、ハーフの状態からパスガードを許す。

ニーインザベリーからパンチを連打するラシャド。ティトは腰を効かせることはできない。逆側に回り、マット・ヒューズ・ポジションを取ったラシャドは、腕は引き抜かれても、逆側に頭を跨ぐようにティトの右腕を畳みパンチを落とす。

懸命にブリッジでロールを狙うティトは、バックを許すと足関節を狙う。すぐに体をねじって、トップをキープしたラシャドは、エルボーを落とす。頭を入れ替えてシングルに出たティトに、ラシャドはすぐに反応して距離を取ると、正座状態のティトの顔面にパンチを放ち、ボディに右ヒザを重い切り叩き込む。思わず前方にもんどりうって突っ伏したティトに追撃のパウンドを加えたところで、レフェリーが試合をストップし、ラシャドのTKO勝ちが決まった。