6日、日本テレビ「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」では、フリーアナウンサーの徳光和夫氏が出演した模様が放送された。

“ガッカリの連続”として、日本テレビアナウンサー時代のエピソードを語った徳光アナは、「僕がアナウンサーになった一番の目的は、長嶋茂雄さんの一挙手一投足を中継したい。野球中継だけやりたい。しかも、長嶋茂雄さんの中継をやりたくてアナウンサーになったようなもんなんですよ」と語る。

だが、徳光アナが「野球中継やりたいにも関わらず、入社して2年目にですね、“プロレス行け”と言われた時には、本当にアナウンサー辞めたいと思った訳です」と語る通り、待っていたのは全日本プロレス中継の担当だった。

「(プロレスが)大っ嫌いだったんです」と声を大にした徳光アナは、その他にも、「野球中継かニュースがアナウンサーとしての花形だとしますと、ニュースは全く興味がなかった。あるニュースで、僕が入社した時の国家予算が5兆円だったんですけど、“兆”の字が抜けてたんですよ、原稿に。私はきちんと読まなければいけないと思って、今年度の国家予算は5円ですって読んだんです。その時にも疑問は持たなかった。関心ないわけなんです。ただの文字として読んでたと思う。大ひんしゅく買って“こいつにはニュースを読ませるな”ということで、その後、二十数年間、僕はニュースを読ませて貰えなかった」と明かし、野球以外の全てが無関心だった様子を告白した。