会社という組織では普通、一つずつ役職を昇進していき、だんだんと多くの部下を従えるようになり、マネジメントにおける裁量も増えてきます。
 しかし昇進するということは、責任ある仕事を任されるということ。また、転職をした際に新しい会社で重役に就くこともあるでしょう。そういったいわゆる“キャリアチェンジ”をしたとき、困難が伴います。

 リーダーシップ開発の専門家であるマイケルD・ワトキンス氏は著書“Your Next Move:The Leader’s Guide to Navigating Major Career Transitions(キャリアチェンジ〜リーダーのための重要なキャリアチェンジ・ガイドブック〜)”有料Podcast番組「エグゼクティブ・ブックサマリー」にて邦訳要約版を配信中)において、キャリアチェンジは「極めて重要な試験」であると述べています。

 キャリアチェンジへの対応は、自分がどこまでキャリアを積むことが出来るかに影響を及ぼします。新しい役職ではこれまでに経験したこともない難しい課題が待っているでしょうし、より困難な挑戦を余儀なくされることもあることでしょう。
 そういったあらゆるキャリアチェンジにおいて、ワトキンス氏は7つの基本的原則を指摘しています。

1、体系的に学ぶ ・・・ 最も必要不可欠な知識を得ることに力を注ぐ。
2、優先順位を決める ・・・ 主要な目的を定めて、達成することに尽力する。
3、戦略的意図を明確にする ・・・ 「力強いミッションとビジョン」を掲げます。
4、首脳部を編成する ・・・ 社内からのメンバーと、外部から新しく雇うメンバー、そのバランスを取ります。
5、成功のための組織的基礎を築く ・・・ 必要な変化を明確にし、是正する計画を立てます。
6、初期段階で成功する ・・・ まずは最初に個人の信頼を確立することが重要です。
7、仲間を作る ・・・ 適切な人を味方につけます。

 新しい役職に関する問題について学び、自分は何をすべきなのか、どのようにして目的を達成するかを考えなくてはいけません。
 “キャリアチェンジ”を考えているリーダー職に就く人は、ワトキンス氏の7つの原則を知っておくことで、キャリアチェンジをした際に上手く事を運べることができるかも知れませんよ。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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