ちょっと印象に残り辛いルックスのチャド・メンデス? インパクトのある勝利がタイトル挑戦には必要になってくるか

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ペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルスファーゴ・センターで、6日(土・現地時間)に行われるUFC133「Evans vs Ortiz」。チャド・メンデスが、フェザー級王座挑戦権獲得を賭け、Spikeカードでハニ・ヤヒーラと戦う。

今年の2月、戦極フェザー級戦線で化けた小見川道大が、UFC再登場を果たした時、対戦相手を務めたのがメンデスだった。そして、メンデスが要所でテイクダウンを決め、強烈なパンチやパウンドを落として判定勝利を手にしたとき、誰もが彼にUFC世界フェザー級王座挑戦権が回ってくると思われた。

2005年と2008年にオールアメリカン・レスラーに輝いているメンデスは、ユライア・フェイバー率いるチーム・アルファでMMAトレーニングを開始。同チームにはユライアを始め、ジョセフ・ベナビデス、さらに出稽古でスコット・ヨルゲンセンやジョー・ウォーレンが訪れるなど、軽量級のトップファイターが集結していた。

レスリング・ベースで打撃をこなす周囲に影響を受けてなお、よりテイクダウンに比重を置いたファイトを展開するメンデスは、PFC〜TPFとカリフォルニア在住軽量級ファイターの出世街道を5連勝で走り抜け、WECにスカウトされる。と、エリック・コク、カブ・スワンソン、そしてハビエル・バスケス戦を含め、軽量級トッププロモーションでも4つの勝ち星を重ねた。

UFCデビュー戦は、上記の小見川戦。日本の強豪から文句のつけようのない判定勝ち。4月に王者アルドが、トロントで地元オンタリオ在住のマーク・ホーミニックを破った時点で、次期挑戦者は彼に確定していた。しかし、TUFシーズン1からオクタゴンで活躍し、ESPNでコメンテーターも務めるケニー・フロリアンがライト級からフェザー級転向を宣言、6月のバンクーバー=UFC131でディエゴ・ヌネスを破ると、瞬く間にタイトル挑戦権をかっさらってしまった。

1Rは圧されていたケン・フロだったが、勝利という結果を残したことで、誰も彼の挑戦権獲得にケチをつけることはできない状況になった。タイトル戦線からはじき出されたメンデスだからこそ、ヤヒーラ戦ではしっかりと勝利したい。

ギロチンやノースサウスなと、首系の技を得意とするヤヒーラだが、体格差も大きく、打撃でも大きく見劣りしていることは否めない。メンデスに求められるのは、バスケス戦のような手堅いトップキープでなく、トップ奪取後の攻め。そこでアピールできれば、さすがにもう放置プレーをされることなく、タイトル挑戦は回ってくるに違いないだろう。