東日本大震災の影響で一時は開催が危ぶまれた「仙台七夕花火祭」。本日8月5日(金)にいよいよ開催される

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東北三大祭の一つ「仙台七夕まつり」の前夜祭として、華やかに打ち上げられる「仙台七夕花火祭」。今年は東日本大震災の影響で開催が危ぶまれたが、主催者たちは葛藤しながらも話し合いを続け、本日8月5日(金)、いよいよ実施の時を迎える。

【画像】8月6日(土)から8月8日(月)に開催される「仙台七夕まつり」

本日、仙台西公園周辺(青葉区)にて開催される「仙台七夕花火祭」(19:15から20:45まで)。主催は60周年を迎える歴史ある公益社団法人・仙台青年会議所。同会議所メンバーの一人で、七夕花火祭特別実行委員会の特別委員長に就任した石黒大さんは、東日本大震災の影響で開催にこぎ着けるまでには紆余曲折があったと話す。「震災直後は、とても花火のことを考えている余裕はなかったんです」と振り返り、「理事長に『今年も花火をやりましょう』と言われましたが、その時点ではまだ自分の中では葛藤がありました。市民に受け入れてもらえるのか、ただの自己満足ではないのか、こんな状況で自分に委員長が務まるのかと。花火祭の会場である仙台の中心部は、地震の影響でライフラインが途絶えたりしたものの、津波の被害はなく、被災地であって被災地でないような地域です。それだけに、開催には慎重にならざるを得ませんでした。メンバーの中に自宅や会社が被災した者もいましたから」と、苦悩があったことを明かす。

しかし、石黒さんの気持ちを変えるきっかけとなったのは、“地元仙台への強い愛着”だったのだとか。「自粛、自粛では街は復興しない。青年経済人の集まりである青年会議所のメンバーだからこそ、経済を動かして復興を支援しなければならないのではないか」と考えたのだという。そして、「毎年45万人もの人出が見込める花火祭は、何としても開催しなければいけない」と、開催準備を始めるに至ったのだそうだ。

ちなみに、今年のテーマは『絆 笑顔の輪を未来へ』。震災前から決まっていたものだそうで、「私もそうですが、震災を通して、人と人との『絆』というものを実感した人は多いと思います。ですから、テーマをあえて変える必要はないとメンバー内で意見が一致しました」と石黒さん。「是非復興の一助として、一人でも多くの人に足を運んでいただき、仙台七夕花火祭を楽しんでほしいと思います」と、力強くアピールしてくれた。【東京ウォーカー】

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