韓国東部・江原道の江陵と鬱陵島を結ぶ高速船「シースター号」を運営する株式会社シースポビルは3日、日本人の乗船を無期限で拒否する計画だと発表した。自民党議員らが竹島(韓国名・独島)北西の鬱陵島への視察を試みたことを受けての措置という。複数の韓国メディアが伝えた。

 同社のオム・ヨンス江陵ターミナル所長は、「自民党議員が独島領有権を主張し、鬱陵島訪問を試みたことに対する抗議表示でもあるが、身の安全を保証できないことから今回の措置に踏み切った」と発言。鬱陵島では連日糾弾デモが発生するなど雰囲気は悪化しているといい、オム所長は「日本人観光客が現地に入るとかんばしくないことが起きる可能性がある」、「当分乗船を許可することは難しい」と話した。

 報道によると、同社にはすでに日本人観光客から問い合わせの連絡があったが、「安全性の問題」などの理由により予約を受け付けなかったという。

 同社は、2010年3月からシースター号(590トン級)で江陵―鬱陵島・竹島路線を運行している。10年5月には鬱陵島と竹島で遠征イベント、11年3月には竹島の船着き場で歌手キム・ジャンフンによるコンサートを開催。9月には鬱陵島・竹島守護イベントを開催する。(編集担当:新川悠)