ラグジュアリーが伝統工芸と出会う「WAO〜記憶の森〜」開催

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 工芸ルネッサンス展覧会「WAO〜記憶の森〜」が、東京・表参道の商業施設「GYRE(ジャイル)」にて8月4日より開催する。伝統工芸のパイオニアによる新作や、「BACCARAT(バカラ)」「LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)」「FENDI(フェンディ)」とコラボレーションした作品を展示。日本の工芸世界から、ラグジュアリーでアーティスティックな未来型の「用の美」を様々な形で提示する。

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 クール・ジャパンメッセージvol.1として開催される展覧会「WAO〜記憶の森〜」は、日本の美意識が再生するという意味の造語「和生」に英語の「WOW!」を重ね、美しいものとの出会いの感動という意味が込められている。総合プロデューサーは、ファッションジャーナリスト生駒芳子氏。会場を「記憶の森」に見立て、月や花、光、森といった言葉に沿って、伝統工芸に現代的感性を吹き込んだパイオニア達が独特の世界観を演出する。イメージ展示ブースでは、輪島塗や会津塗、和紙、阿波藍染めによる作品を紹介。キュレーションブティックでは、デザイナー丸山敬太氏や雑誌編集長などスペシャルキュレーターがセレクトした「モダン&モード」なアイテムを展示販売する。

 工芸世界とコラボレーションしたのは3つのラグジュアリーブランド。「BACCARAT」は、「平成の春海好み」シリーズの1つで1903年に大阪の古美術商・茶人の春海藤次郎が特注した茶器「春海好み」を復刻。「LOUIS VUITTON」は、2007年に発生した能登半島地震の際、伝統工芸への支援と被災地支援とを兼ねて限定制作したモノグラムモチーフの輪島塗のケース「BOITE LAQUEE WAJIMA」を発表する。そして「FENDI」は、今年度より始動したプロジェクト「FATTO A MANO FOR THE FUTURE」の一環で、石川県金沢の「加賀象嵌(かがぞうがん)」を制作する作家、坂井貂聖(てんせい)氏に制作を依頼。「100年後の象嵌を」というテーマから生まれた作品の中から、ロゴ入りのチャームを展示する。

■クール・ジャパンメッセージvol.1 工芸ルネッサンス展覧会「WAO〜記憶の森〜」
 会期:2011年8月4日(木)〜8月28日(日)11:00〜20:00
 会場:EYE OF GYRE / GYRE 3F(東京都渋谷区神宮前5-10-1)