私の前職は花屋勤務です。朝3時に起きて、花市場に花を仕入れに行ったこともあります。仕入れた花を商品として店頭に出すまでには、いろいろと手間をかけなければなりません。手間をかけて商品とした花を、たくさんのお客様に買っていただくようにしなければなりませんでした。
商品の見せ方や並べ方で、その商品自体の価値が変わります。『この商品を売りたい!』と思えば、その周りに気を使って、商品自体を魅力的に見せる必要があります。これには、色彩の手伝いも不可欠です。その花の色が目立つように、周りに置く花の色を選びます。
私のいた花屋では、主に切花と花鉢、苗物を販売していて、その種類はとても豊富でした。お店では切花を購入するお客様に花言葉を聞かれたり、苗物を見ているお客様にその育て方をご案内したり、とさまざまな質問に答えることになります。中には、ご自宅に植えている梅の木の葉が最近おかしい、など、直接商品と関係のない質問まで飛び出すことがありました。お客様は私をプロだと思ってくださっての質問だと思いましたので、その期待にこたえるべく、先輩に教えていただいたり、自分で本などを買ったりして、広く浅くではありますが、いろいろと勉強しました。お客様の質問に答えることで、お客様とのコミュニケーションがとれ、私への信頼度が増したような気がします。

勉強したことを形にするのが「資格」です。ただ勉強しました、だけではなく、「資格を持っています」と伝えたほうが、たくさんの人に自分の実力がわかります。自分のアピールポイントになるのです。
最近は、さまざまな商品でカラーバリエーションが増えてきました。それは、『個性の時代』だから。自分のライフスタイルに合った、自分好みの色を取り入れることは、自分自身を主張することになります。ご自身の仕事の知識のほかに、色彩の知識を取り入れてみませんか。椅子の色を赤にするか、オレンジにするか迷っているお客様に、赤についての情報をお伝えすることができると、お客様からの信頼度が増すのではないでしょうか。