東日本大震災への義援金が200億円を超え、“世界で一番、日本を支援している”台湾。直接お礼を伝えたいと、台湾を訪問する日本人が増えている。

 台湾・中央社(CNA)の報道によると、「7月28日に岩手県・岩泉町の喬場副町長と学生たちが、嘉義市を訪問。嘉義県議会の余議長らと面会し、交流を持った」とのこと。「全員で“日本がんばれ!”と叫び、引き続き日本にエールを送った」そうだ。

 またラジオ局・中央廣播電台のインターネット版ニュースは、「多くの義援金を送った台湾に感謝すべく、福岡県議会議員で民主党福岡県連幹事長の吉村敏男氏一行23人が、7月26日に来台。“謝謝! 台灣!”という旗を掲げて、台湾の人々と交流を持った」と報道。「さまざまな方法で日本人を励ましてくださっている台湾のみなさまに、感激しています。今回は経済的な交流を図るほか、感謝の意も示したいと思って訪問しました」という吉村氏の言葉も伝えた。

 台湾から送られる義援金は増え続けているが、その行為に感謝の気持ちを届ける日本人も、どんどん増えているようだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)