「フェイスブック」創設者の仕事術とは?

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 「フェイスバック」の全世界における利用者数が、2011年5月末時点で7億人を超えたと、Socialbakersが発表した。
 2004年にハーバード大学の学生限定のソーシャル・ネットワーキング・サービス「ザ・フェイスブック」として始まったサービスだったものが、わずか数年で7億人というユーザーを擁するようになった。
 このフェイスブックの創設者であり、CEOに就いているのがマーク・ザッカーバーグだ。

 『マーク・ザッカーバーグ 史上最速の仕事術』(桑原晃弥/著、ソフトバンククリエイティブ/刊)には、短期間で事業を成功させたザッカーバーグの言葉から、彼のものの見方や考え方、行動の仕方、学生時代のエピソードなどをまとめられている。

 例えば「次にやるべき大きなことが何かなんてわからない。僕のやり方は、大きなものをつくるんじゃなくて、小さなプロジェクトを積み重ねていって、最後に一緒にすることなんだ」というザッカーバーグの発言がある。
 ザッカーバーグは、最初から「フェイスブック」で世界を透明でオープンにするという目標を持っていたわけではない。当初、「フェイスブック」はたくさん手がけているプロジェクトにすぎなかった。
 「フェイスブック」の運用もしながら授業にも出て、並行して音楽やビデオなどのファイル共用ソフト「ワイヤーホグ」も開発していた。「ワイヤーホグ」は、著作権問題で全米レコード工業会などから猛烈に攻撃され、サービス中止に追い込まれた「ナップスター」と似ていたため、ザッカーバーグの友人でもあるナップスの共同創業者ショーン・パーカーは、「フェイスブック」への悪影響を恐れ、「ワイヤーホグ」の開発をやめさせようとした。そのときにザッカーバーグが言った言葉が冒頭の発言だ。
 結局、「ワイヤーホグ」の開発はやめ、「フェイスブック」に本気で取り組むようになるが、小さなできごとの積み重ねやターニングポイントを見極めて突き進んだ結果が、今の「フェイスブック」の姿なのだろう。

 ハーバード大学在学中だったザッカーバーグが「フェイスブック」を学内で始めたのが19歳のとき。そして、わずか7年後の26歳にして雑誌『フォーブス』で「世界で最も若い10人の億万長者」1位に選ばれた。
 そんなザッカーバーグとは一体どんな人物なのか、本書で垣間見ることができるだろう。
(新刊JP編集部/田中規裕)


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