ジェイク・エレンバーガーに対し、格上意識を持っているジェイク・シールズ。だからといって、油断することはないはずだ

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25日(月・現地時間)にオフィシャルラインナップとして発表があった9月17日(土・同)のルイジアナ州ニューオリンズで開催されるUFC Fight Nightが、イベント名をUFC Fight Night Live「Battle on the Bayou」として行われることが、TUFシーズン11ウィナーのコート・マクギーと、韓国のドン・ヤンイが対戦するミドル級戦とともに、27日(水・同)に改めてオフィシャル・アナウンスされた。

UFCでTroop大会やTUF以外で、メイン出場選手の名前がタイトルとならなかったのは、今年の元旦に行われたUFC125「Resolution」(※メインは世界ライト級選手権試合フランク・エドガー×グレイ・メイナード)以来9カ月振り、2011年では2度目の大会となる。

タイトル名となったバイユーとはミシシッピー川の三角州・湿地帯を無数に流れる小川のことで、1997年9月にはIFC(インターナショナル・ファイティング・チャンピオンシップ)が、同州バトンルージュでイベントを開いたとき、「Battle in the Bayou」という名称を用いている。

バイユーは、カーペンターズの名曲『ジャンバラヤ』にも「バイユーを下って」というくだりがあるほどで、ケイジャン料理、フレンチ・クォーターと並ぶ、ルイジアナ、そしてニューオリンズの名物となっている。

そんなバイユー決戦のメイン、ジェイク・シールズ×ジェイク・エレンバーガー戦に対し、ダナ・ホワイトは「ジェイク・シールズは、このスポーツのベストファイター達と戦ってきた。彼はもう一度、タイトルに挑むに相応しいことを証明したいんだ。ただし、ジェイク・エレンバーガーも4連勝中で、シールズのようなトップファイターを倒したくてたまらない。シールズはとんでもない柔術の使い手だが、エレンバーガーはオクタゴンでは彼を圧倒できると思っている。バトル・オン・ザ・バイユーの素晴らしいメインイベントになるだろう」と、プレスリリースに言葉を寄せている。

実際に肌を合わせる両者といえば、シールズが「ジェイク・エレンバーガーは、レスリングとボクシングで優れた面を持つ期待の新鋭だ。ただ、柔術は彼の弱点だろう。そこをついて戦うよ。もう一度、タイトルを狙う新しい戦いがニューオリンズで始まる」と、先を見据えた抱負を語っている。

一方、エレンバーガーは「ジェイク・シールズのことは、とても尊敬しているが、彼は僕のようなファイターとは戦ったことがない。きっと僕はやりにくい相手だよ。シールズは僕のようにハングリーじゃないし、僕を相手にそんな風になりたくないんだ。これは、長い間待った機会、僕のスキルを見せる良いショーケースになる」と、ジェイクの格上意識を十分に理解したコメントを残している。

これまで数々のビッグネームを下してきたシールズに対し、UFCで着実にステップアップを果たしてきたエレンバーガー、己の自負を二人とも十分に感じている試合前だ。