総務省が発表した労働力調査(速報)によると、6月の完全失業率(季節調整値)は4.6%で前月から0.1ポイント悪化した。一方、厚生労働省が発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は0.63倍で前月を0.02ポイント上回った。有効求人倍率の上昇は3カ月ぶり。

 新規求人倍率(季節調整値)は1.00倍で前月を0.02ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.35倍で前年同月を0.07ポイント上回った。有効求人(季節調整値)は前月に比べて3.4%増、有効求職者(同)は0.7%増。

 新規求人(原数値)は前年同月比12.6%増。産業別に見ると、建設業(33.2%増)、情報通信業(20.2%増)、学術研究,専門・技術サービス業(18.9%増)などで増加となった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で最も高いのは福井県の1.01倍、最も低いのは沖縄県の0.28倍。

 男性の完全失業率は前月比0.1ポイント低下の4.7%、女性は同0.2ポイント上昇の4.5%となった。

 完全失業者数は前年同月比36万人減の293万人で13カ月連続で減少した。完全失業者のうち「勤め先都合」は同22万人減の74万人、「自己都合」は同4万人増の105万人。

 就業者数は前年同月比3万人増の6002万人で3カ月連続の増加。産業別に前年同月と比べると、医療,福祉(33万人増)、建設業(16万人増)、製造業(11万人増)などが増加。製造業は3カ月連続の増加。宿泊業,飲食サービス業(19万人減)、情報通信業(10万人減)などが減少している。

 なお、労働力調査(速報)は、東北地方太平洋沖地震の影響で、岩手県、宮城県、福島県の調査票を集計することが困難な状況となったため、3県の調査票を除いて全国の結果を集計したものとなっている。3県が全体に与える影響は5%程度。

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