牛乳瓶で便秘解消狙うも悲劇、肛門を刺激している間に丸ごとすっぽり。

写真拡大

中国で先日、便秘に悩まされていた60歳近い男性が牛乳瓶を肛門に押し込み、瓶が丸ごとすっぽりと体内に入ってしまうという珍事が起きた。なぜそんなことを……と誰もが思うところだが、男性はお金を節約するために、この奇抜な行動に出たのだという。  

中国メディア珠海新聞網によると、この男性は広東省珠海市で暮らす孟伯さん(仮名)。ここ最近、孟さんは便秘に悩まされながら憂鬱な日々を過ごしていたのだが、便秘を解消するために医者の治療を受ければ、当然お金がかかってしまう。そこで自ら“お金のかからない対処法”として考案したのが、牛乳の空き瓶で肛門を刺激するという方法だった。

しかし、これがいけなかった。瓶を肛門に押し込むうちに、あろうことかすっぽりと中に入ってしまったのだ。もちろん、牛乳瓶の形状や太さ、大きさから考えても引き抜くのは至難の業。それでも孟さんは何とか自力で引き抜こうと頑張ってみたものの、最終的にはギブアップせざるを得ず、そうこうしているうちにお腹の調子も悪くなり、結局、病院のお世話になるハメになった。

この話を聞きつけた地元紙の記者が孟さんの入院する病院を訪れ、レントゲン写真を確認するとビックリ。そこには骨盤のあたりに、上を向いた長さ16センチほどの瓶がくっきりと写っていたのだ。

病院で孟さんに付き添っていた妻によると、彼は便秘であることを妻にも打ち明けていなかったそうで、お金を節約し、こっそりと事態を打開するためにこのアイデアを実行に移したとのこと。そのため妻は、病院で初めて孟さんが何をしたのかを知ることになったそうだ。そして結果として、便秘の治療費以上の大金を支払わなければならず、妻にとってはただただ嘆くしかない出来事になってしまった。

ちなみに、体内の牛乳瓶は手術により無事摘出。現在、孟さんは仕事にも復帰し、普通の生活を送っているとのことだ。