中2程度の英語力でもネイティブと会話できるか!?

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 英語が海を越えて、押し寄せてきている。
 どこぞの企業が社内の公用語を英語にしたというニュースを聞いたことがあったし、フェイスブックなんかを見ていると、友達の友達がアメリカ人で、「あいつ、アメリカ人の友達なんていたの?」と驚いてしまうことも多い。

 しかし、学生時代、英語が苦手で、もうほとんど覚えていない・・・という筆者は、これまで英語に無縁の生活をおくったからなんとか食いつなげてきたが、そろそろなんとかせねばならない。
 今から英語をマスターするには英会話教室に通う必要があるのでは? とはいえそんなお金もない。独学か。長い時間がかかりそうだ…。

 と思いきやそうでもないようである。
 大手語学学校で講師研修などを行っている高島康司氏いわく「中2で習う程度の基礎英文法がわかれば英語ネイティブとも対等にコミュニケーションがとれる」
 本当か?

 同氏は中2の英語でネイティブとコミュニケーションを取るコツとして
1.and、but、so、then、because、ifの6つの接続詞で簡単な文章を繋げること
2.相手の「なぜ?」「どうして?」を怖がらず、論理的に話すこと
3.情景が目に浮かぶように具体的に説明すること

 などを挙げている。
 いかに英語音痴な筆者でも、中学で習う文法くらいはわかる。
 本当にそれで英語ネイティブとペラペラの会話ができるのだろうか?

 高島氏の著書『日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本』(講談社/刊)で紹介されている「中2英語でネイティブと話すコツ」を参考にして、さっそく道端でつかまえたヒマそうなアメリカ人に話しかけてみた。

筆者:Hello. I wanna try if I can communicate with you by using second year Junior High English. OK?
(中学2年生の英語で君とコミュニケーションが取れるか試したいんだけど、OK?)

アメリカ人:Sure.You may ask anything.
(いいよ、何でも聞いて)

筆者:Thank You! I just wanna talk with you. Do you know Second year Junior High Syndrome?
(ありがとう!でも話すだけだから。“中2病”って知ってる?)

アメリカ人:No. I don’t know. What’s it?
(知らない。何それ?)

筆者:Fourteen years old boy often have this syndrome.
(14歳くらいの男の子がかかる病気なんだけど…)

アメリカ人:Uh…? Is that cold?
(わかんない。風邪のこと?)

筆者:No.Those boys begin to set their hair and begun to listen foreign music..
(そうじゃなくて、そういう男の子は髪の毛をセットするようになったり外国の音楽を聴き出したり…)

アメリカ人:They’re growing up??
(大人になっていくだけじゃないの??)

筆者:Yes,but they do some strange action.
(そうなんだけど、変な行動をする)

アメリカ人:I see. But American boys set their hair in elementary schools.
(なるほど。でもアメリカの子どもは小学生の時から髪をセットするよ。)

 こちらの英語はかなり残念な感じだが、何とか言いたいことは伝わったようだ。
 しかも“Very good!”という、日本に来る外国人英語教師が授業で発言した生徒に必ず言う、お世辞だか何だかわからないあのセリフまでいただいてしまった。

 今回は初めてだったこともあり、あまりうまく話せなかったが、簡単なフレーズを接続詞で組み合わせて使うということさえ意識していれば、慣れていくにつれてもっと話せるようになるのではないかと感じた。

 また、非ネイティブとして海外渡航経験のない同僚(もちろん日本人)に英語で話しかけてみた。最初は驚かれたが、意外に私の言っていることが正しく伝わったようで、「Sure!」「Yes!」「Thank you」などのあいづちから、次第にぎこちないながらも会話が出来るようになった。

 英語ができないというだけの理由でキャリアアップを諦めたり、外資系企業を転職先リストから外すのはもったいない。英語に限らず、言語はかっこよく話すことではなく、相手に自分の意図を伝えることが目的だと『日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本』の著者である高島氏は言う。
 遠慮はいらない。中学生で習った英文法を駆使してどんどん外国人に話しかけてみよう。結局はそれこそが語学上達の近道なのだ。
(新刊JP編集部/山田洋介・金井元貴)


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