一昔前の人たちはエロ本1冊を買うのも一苦労だった

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平成生まれの人たちはあまり知らないかもしれませんが、エロ動画もエロDVDもなかった昭和時代、若者が「エロ情報」を手にすることは非常に困難でした。昭和のエロといったらエロビデオとエロ本しかありません。

エロビデオはレンタルビデオ店で借りれますが、現在のエロDVDのように堂々とレンタルされていませんでしたし、「かなり後ろめたい存在」として人の目に触れないところに陳列されていました。現代のエロDVDやブルーレイのようにライトな存在ではなかったのです。

しかし、未成年はエロビデオを借りられませんので、中高生がエロ情報を得るにはエロ本しかなかったのです。エロ本も18禁ですから中高生が手にすることはできませんが、あふれる性欲を我慢できずにエロ本入手を計画した中高生は少なくありません。

筆者も友達と「エロ本買いに行こうぜ!」という話になり、じゃんけんで負けた人がエロ本を買いに行くことになった経験があります。私が負けたので買いに行くことになったのですが、本屋に買いに行く度胸なんてありませんでしたし、「あんた中学生じゃろうが」と言われたら終わりです(いろんな意味で)。

そこで深夜、エロ本の自動販売機に行って買うという作戦にしたのですが、それが失敗でした。初めてエロ本を自動販売機で買ってわかったのですが、なぜかエロ本の自動販売機はお金を入れると「ものすごい音を出して本が出てくる」のです。エロ本を買うのが恥ずかしいから自動販売機にしたのに、こんな音が出るとは、なんて罰ゲームなんだ……。エロ本を買ったバチが当たったのでしょうか?

あの音はいまだに忘れられません。あまりにも大きな音なので、近所の人たちが起きるんじゃないかとドキドキしていました。警察に見つかったんじゃないかと、警察の目も気にしました。わざわざ警察がエロ本の自動販売機を見張っているはずがないんですけどね……。エロ本を買っているという後ろめたさがそういう気分にさせたのでしょう。

私は必死に取り出し口からエロ本を取って友達の家に行き、みんなでエロ本を読みました。しかしその内容があまりにもマニアックで、まったく興奮せず。どちらかというと熟女系で、自分の母親に年齢が近い女性が掲載されており、非常にゲンナリしたのを記憶しています。

エロ本の雑誌編集者とこの話題になったとき、「僕が買った時もすごく大きな音がしましたよ」と言っていました。あの音は、エロ本販売機で共通の音なのでしょうか。大切なことなので念のため言いますが、エロ本は18歳になってから買いましょうね。私のようにバチがあたってしまいますよ?

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「pinky」が執筆しました。