110520100000news01.jpg3月に福島第一原発の事故があってからというもの、「原発」や「放射能」という言葉を聞かない日はありませんね。大きな事件をへて、はじめて我がこととして感じられるようになった原発。

でも現実には、世界のいたるところで毎日、原子力発電所から大量の高レベル放射性廃棄物が発生しています。この放射能廃棄物がわたしたち生物にとって無害なものになるまでには、10万年もかかるとか。

いったい、どうやってその10万年間の安全を確保すればいいの……?

放射能廃棄物の未来を考えるフィンランド発のドキュメンタリー映画「100,000年後の安全が、渋谷アップリンクを皮切りに全国で緊急公開中です。

フィンランドは、世界で初めて放射能廃棄物の永久地層処分場の建設を決定した国。2020年の運用スタートをめざして建設中だという施設は、地下400メートルにつくられ、まるで要塞都市のように巨大です。そこに埋められた廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはないといいます。でも、その安全を誰が保証できるのでしょう。10万年後、そこに暮らす人びとに危険性を確実に警告できる方法はあるのでしょうか。

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まるでSF映画のようなビジュアルは圧巻!

本作では、その最終処分場“オンカロ(隠された場所)”に、世界で初めてカメラが潜入。監督のマイケル・マドセンが自ら建設中の調査施設に足を踏み入れ、原発から生まれる放射能廃棄物の危険性について問いかけます。

「原発って必要なのかな?」「放射能にどう対処したらいいのかな?」「本当の安全って何だろう?」今だからこそ考えたい要素がたくさん詰まった一作です。

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機械に囲まれた世界が、わたしたちの近未来!?

恐怖をあおるつもりは決してないけれど、世界が直面している現実をちゃんと知っておきたいと思う人は多いはず。今存在している放射能廃棄物が消えてなくなることはありません。どう対処していくかは、わたしたちの手にかかっているのです。この映画は、人類の負の遺産のこと、そして未来の地球の安全について、あらためて考えるきっかけを与えてくれています。

子どもたちのために、そして未来の大切な人のために、できることを考えたい。それはきっと、今を生きるわたしたち自身のしあわせにも繋がると思うのです。


[映画「100,000年後の安全」公式HP]

(山本貴緒)


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