日本に古くからある「障子」。障子は光の拡散効果を利用しているのをご存知ですか?

太陽光は障子紙を通して拡散され、柔らかな光で室内を明るくします。キャンドルや豆電球をグラスの中に入れると、明るく光るように見えますよね? これも同じ原理なのです。風水的にも、明るい部屋は運気がアップするといわれているので、ぜひ取りいれたいもの。

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そこで今回は、節電しながら上手に部屋を明るくする方法についてご紹介します。

●少ない明りを“白”で拡散!
障子の代わりに白いカーテンを利用して、同じように光を拡散してみましょう。室内は天井面が明るい方が、同じ光量でも明るく感じるので、天井面をDIYでホワイトに塗装してしまうのも効果的。

●ちょっぴり大人のライティング!光の反射を利用した光の拡散
さて日射量が落ちてくると、今度は照明の出番です。可動式の照明用レールの付いている場合は、スポットライトなどに取り替えて、床面ではなく天井面を照らしてみて。天井に光源を当てるようにすると室内を明るく感じる事ができます。天井はいじれない! という方は、手軽なアッパー型のフロアライト(光源を上に向けた照明器具)を使用すれば大丈夫です。天井を光らせることで、空間の広がりを感じ、落ち着いた印象に。いつもの室内が少し大人な雰囲気に包まれますよ。

写真はエコ先端のスイスのとあるオフィスの天井。最初から天井に反射板を取付け、少ない光量で照度を上げる工夫をしています。新築住宅でなくても、この工夫なら採り入れられそうですよね。

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また夏は、竹などのシェードで光を拡散させるのも、涼しげでオススメ。この夏は天井面を光らせたり、身近なものに光を詰めて拡散させた灯りで夜を楽しみませんか。

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滝川 良子スピカ建築工房 一級建築士事務所主宰/一級建築士)..................................................................................takigawaryouko01.jpg子育てを通し環境建築、より自然な素材に目覚め、自然素材を多く使用し、経年変化を楽しむ風と光のある住まいを提唱中。古いものを大切にする「木の家リフォーム」も。現在東京建築士会環境委員会委員。これから家づくりを考える女性のための家づくりサイト「暮らしと家」共同主宰・執筆中。



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