ビジネスパーソンに1カ月間の残業時間を聞いたところ、平均残業時間は2010年の23.5時間より4.4時間多い27.9時間という結果になった。インテリジェンスが、同社が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」で25歳〜39歳のビジネスパーソン800人を対象に、2011年3月、残業時間についてアンケート調査を行った。

 調査によれば、平均残業時間は2010年の23.5時間より4.4時間多い27.9時間となった。男女、年代別に見ると、2010年と比べて最も残業時間が増加したのは「女性25〜29歳」(昨年比9.0時間増)。次いで「男性25〜29歳」 (6.3時間増)と、男女ともに25〜29歳の残業時間が最も増加している。

 一方、企業の中間管理職層である30〜34歳は、男女とも2010 年とほぼ変わらず横ばい。

 職種別では、最も残業が増えたのは「営業職」で6.5時間増、次いで「ITエンジニア」(4.8時間増)、「販 売サービス職」(4.1時間増)となっている。

 ほとんどの職種で昨年比増加となっているが、「企画事務職」だけがほぼ横ばいとなっている。

 同社では「2008年のリーマンショック以降の不況で残業削減を推進していた企業が、景気回復にともなう需要拡大で、業務量を増やしていることが要因」と分析している。

 また、「営業職は、需要の増加にともない営業活動が活発になったことで、残業時間も増加したと考えられます。またITエンジニアは、ソーシャルメディアやス マートフォンの普及により、アプリ開発などWeb・モバイル分野が成長拡大したことが業務量増加に影響を与えたようです。一方、管理部門では依然、残業削減の動きが続いていることや、生産、営業活動の活発化が管理部門の業務に影響を与えるようになるまでに多少時間がかかることが考えられ、企画事務職の残業時間は変動しなかった」などと推測している。

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