新人デザイナーの登竜門ITS前グランプリ西山高士が大作発表

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 欧州最大規模のファッションコンテスト「ITS#TEN(イッツ#テン)」にて、前回グランプリを受賞したデザイナー西山高士(Takashi Nishiyama)が新作コレクションを発表した。ファッションレーベル「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」が運営するファッションデザインの教室「ここのがっこう(coconogacco)」出身で今年24歳。全長10mを超す大作を披露した。

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 「DIESEL(ディーゼル)」がサポートしているイタリアの「ITS(International Talent Support)」は、世界中のファッションスクールに通う学生や新卒者が対象の国際的ファッションコンテストで、新人デザイナーの登竜門として注目を浴びている。およそ1年前の「ITS#NINE(イッツ#ナイン)」にて、日本人初のファッション・コレクション・オブ・ザ・イヤーに輝いた新人デザイナー西山高士。今年は「ITS#TEN」のコンテスト審査員として招かれ、そして新作コレクションを発表する機会が与えられた。

 10回目のアニバーサリーイヤーとなった2011年、「ITS#TEN」は7月15日〜16日に開催。西山は「WE ARE ALL ONE,THE ONE OF HERO」をテーマに全16ルックの新作コレクションを発表した。前回のテーマ「モンスターハンター」に続き、日本のアニメなどに登場する「ヒーロー」がインスピレーション源。日本で大震災を経験して「ヒーロー」に対する意識が増し、「日本を少しでも盛り上げることが出来たら」という思いから大作の制作に打ち込んだ。初のウィメンズウエアに挑戦し、デザインの幅も広げている。全長10m以上に及ぶラストルックは、あまりの大きさに現地で存分に披露することが出来なかったという。西山は、「日本でもう一度、コレクションが完結した形で発表したい」と話している。

 なお、「ITS#TEN」では、審査員として西山の他に「VIKTOR&ROLF(ヴィクター&ロルフ)」デザイナーデュオや「DIESEL」アーティスティック・ディレクターBruno Collin(ブルーノ・コリン)らが参加。栄えあるファッション部門のグランプリには、セントラルセントマーチンズカレッジ出身のアメリカ人デザイナーShaun Samsonが輝いた。