気をつけるべき“ダイエットの落とし穴”

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 食は健康の基本だ。そのため無農薬野菜、無添加食品、カロリーオフの清涼飲料水、低脂肪、コラーゲンたっぷり……といった食品表記を見ると、ついつい手を出してしまうことも多いだろう。もちろん、健康に気を使っていてとてもいいことのはずだ。
 しかし、いくら健康によさそうであっても、本当に信用していいのだろうか…? 
 一見、健康によさそうな食べ物でも、思いもよらぬ落とし穴がある。『じつは危ない食べもの』(南清貴/著、ワニブックス/刊)では、著者の南清貴氏が知る食の危機的な状況を言及している。

 健康的な食事といったら、必ずといっていいほど出てくるのがダイエットだが、ここにも落とし穴がある。減量をしたくてカロリー制限をする人が陥りがちな問題がある。「ノンカロリー」「カロリーオフ」といった表示の飲料水だ。
 カロリーに関する表示のルールは、健康増進法の栄養表示基準で決められている。
 飲料の場合、「カロリーオフ」と表示できるのは、100mlあたり20キロカロリー以下の場合、「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」は、100mlあたり5キロカロリー未満の場合と決められている。
 コンビニなどで売られている500mlのペットボトルで換算すると、この数値の5倍ということになる。カロリーオフの飲料でも100キロカロリーとなると、ご飯約60グラムに匹敵するほどだ。
 しかし、問題はカロリーの多寡ではないと南氏は指摘する。問題の正体は、“合成甘味料”だ。清涼飲料水なのにカロリーが抑えられているというということは、合成甘味料で甘みを出しているということになる。甘みは感じるのに栄養が入ってこないと、身体が違和感を覚え、この奇妙な状態を何とか収拾しようと「もっと食べたい」「もっと飲みたい」という欲求を沸かせてしまう。そして、カロリーを抑えようとして、わざわざカロリーオフの飲料水を飲んでいるのに、かえって太る結果になってしまうことも少なくないというのだ。

 ダイエットや健康にいい食生活を送っているつもりでも、知識がなければ、かえって不健康になってしまう場合がある。食品についてもっとよく知ることが、健康な食生活の第一歩となるはずだ。
(新刊JP編集部)



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