中国鉄道部は24日夜、浙江省温州で記者会見を行った。王勇平報道官は、事故車両を埋めたことについて、「当時、現場の救援状況は複雑困難で、救護者が列車先頭部分を土に埋めたのは、救援作業の便宜を図るためだった」と答えた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

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 中国鉄道部は24日夜、浙江省温州で記者会見を行った。王勇平報道官は、事故車両を埋めたことについて、「当時、現場の救援状況は複雑困難で、救護者が列車先頭部分を土に埋めたのは、救援作業の便宜を図るためだった」と答えた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

■「中国高速鉄道、温州で衝突事故(2011年)」に関する写真

 鉄道部の説明に対し、中国ネットユーザーから疑問が寄せられている。「なぜ列車を現地で埋めてしまい、運ばないのか。あるいは作業の邪魔にならない場所に移動させないのか? 証拠を隠すためなのか?」王勇平報道官は、出迎えに来た職員からネットでこのような質問があることを聞き、「このように愚(おろ)かな質問が起こるのはどうしてなんだ?世の中みんなが知ってる事故を隠蔽(いんぺい)できるのか?」と聞き返した。

 彼は「隠そうと思っているのではない、実際この事故を隠すことなどできない」と答えた。王勇平報道官は、車両を埋めた原因については以下のように説明を受けているという。「当時の現場の状況は複雑で、足元は泥沼だったため、救援作業が非常に困難をきたし、またほかの車両にも処理を行わねばならず、列車先頭部分を土に埋め、救援作業をしやすくした。」

 王勇平報道官は、「私が受けた説明はこれだ。あなた方が信じるか否かは自由だが、私自身は信じる」と述べた。(編集担当:米原裕子)



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