アーセナル、“0円移籍”のリスク覚悟でナスリ残留に尽力

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 アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督は、移籍が噂されているフランス代表MFサミール・ナスリをクラブへとどめておくことに自信をのぞかせた。しかし一方で、来夏にフリートランスファーでクラブを去るというリスクがあることも認めている。イギリス紙『サン』が報じた。

 アーセナルとナスリの契約は残すところ1年となり、来夏には契約が切れる。主力選手の契約切れが間近に迫った場合、契約延長を締結するか、移籍金が得られる段階で放出するかが一般的。しかし、アーセナルはフリートランスファーというリスクを負ってまで、ナスリを残留させたいようだ。

 ヴェンゲルはナスリの去就について、「リスクを伴うことだが残留してほしいと思っている。フロントが彼と契約延長で合意してくれるとも考えているしね。目標のリーグ優勝を達成するためには必要な選手なんだ」とコメント。契約延長に至らず、移籍金ゼロでクラブを離れるというリスクを負ってでも残留させる意向であると明かした。

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