ローマのワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)が、移籍市場における動きについて話した。24日、記者会見の席で、さまざまな選手の去就について語っている。

MFジェレミー・メネスは、パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が確実だ。

「痛みを伴う決断だった。まだ彼を売却したわけではない。ただ、私は彼にキャンプを去ることを認めて、PSGに行くことになった。まだ、OKのサインはないけれどね。彼と一緒に戦うことができず、残念に思う」

また、FWミルコ・ヴチニッチの放出も濃厚になっている。

「つらいオペレーションになるかもしれない。彼はとても強い選手だ。ただ、おそらくは移籍するだろう。彼の代役を最良の形で見つけなければいけないね」

一方で、MFダニエレ・デ・ロッシの放出は否定した。

「彼は移籍市場に出ていない選手だ。彼についての交渉は、一切しない」

パレルモ退団に向かっている様子のアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレの獲得は断念したようだ。

「パストーレはスペシャルな選手だ。ただ、彼はローマにくることができない。私は話をぶり返すのが好きではない。今はそういった話ではないね。ローマはすでにスクープを手にしている。誰のことかって? (MFエリック・)ラメラのことだよ」