6月28日に東京小平市で逮捕された理科教師のわいせつ行為相手が99人ならば、今度は福岡で100人−−。
 地元の若者たちに「伝説のナンパ師」とまで呼ばれていた男が逮捕され、次々と被害が明らかになるとともに、その手口に注目が集まっている。

 福岡県警東署に児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで6月4日までに追送検されたのは、福岡市博多区美野島のアルバイト、H容疑者(34)。普段はコンビニなどでアルバイトをしながら生計を立てていた男だ。
 「今年2月、Hはいつものように西鉄福岡駅構内で女子高生(16)をナンパ。ホテルに連れ込んでセックスをした後、金のことで口論になり女子高生を殴るなどしたとして東署が捜査に乗り出したんです。そして傷害容疑で逮捕すると、携帯電話やパソコンからわいせつ画像が出るわ出るわ。それらの画像から個人が特定できたのが女子中学生一人、女子高校生8人。そのうち3人とのいわゆるハメ撮り画像が、今回の追送の対象となったんです」(社会部記者)

 Hは「伝説のナンパ師」の呼び名を裏付けるように、「1000人に声をかけ、約100人と行為をした」などと豪語しているという。
 「中肉中背でよく見るとイケメンの部類だが、どちらかといえば目立たない感じの男で、よく女子中高生がついていったものだと不思議です」

 捜査関係者はH容疑者についてこう話すが、ナンパ場所はもっぱら駅構内、しかもきっかけは普通に声をかけるという、至って正攻法。
 「目立たないイケメンというのが、相手に警戒心を抱かせないようです。しかも柔らかい物腰で抜群に口がうまく、流暢な標準語を話す。そして突如、お笑い芸人のギャグの物まねなどを話の途中に挟み込むのだとか。そして話しかけている最中、いつの間にかエスコートするように相手の身体をさするように触り続けている。若者の間では、とても誰にでもできる芸ではない、と言われています。だからこそ『伝説の…』なんでしょうけど」(地元紙記者)

 この記者の話では、相手をした女子中高生たちも、「彼は服を脱がせるときも、ベッドの中でもとにかく優しかった」と話しているという。傷害事件を起こしたケースは、本人にしてみれば上手の手から水が漏れたということか。


■関連記事
睡眠薬で昏睡中出し99人セックス撮影した鬼畜理科教師
秋田大雨被災時に事務所大混乱 国交省職員がデリヘル嬢を待ち伏せ乳揉み逮捕
福知山線事故担当が痴漢騒動