7月1日現在の学生モニターの内定率は65.2%と先月調査(6月1日現在)から11.2ポイント上昇し、前年同期(68.7%)に迫る数値となったことが分かった。就職情報会社のディスコが、2012年3月卒業予定の大学生モニター(現大学4年生、理系は修士2年生を含む)2,000人を対象に7月1日〜11日、インターネットで就職活動に関する意識調査を実施し、1051人から回答を得た。

 7月1日現在の学生モニターの内定率は65.2%となり、前年同期調査(68.7%)との差は3.5ポイントまで縮まっている。東日本大震災の影響で、金融やメーカー、商社など主要企業の一部が、従来4月だった選考開始を5月や6月へとずらした結果、内定出しも例年になく遅いペースで進行しているためだ。

 文系については、今月調査で男女とも前年実績を上回る結果となった。理系は前年を下回る状態が続いているが、同社では「6月に行った企業調査では、大卒理系の採用見込みについて「増加」が「減少」を約9ポイント上回っていることを見ても、理系のニーズは高まっており、理系採用のコアとなるメーカーでの内定出しが遅れていると見るのが妥当」と分析している。

 就職活動の今後の見通しだが、内定を得ていない学生(モニター全体の34.8%)に、今後の就職活動の見通しについて聞いたところ、「内定に近い打診があり近々もらえる見通しだ」(7.7%)、「選考中の企業はあるが内定をもらえるかどうかはわからない」(53.0%)と、選考過程にある学生は60.7%となっており、震災の影響による対応で、いまだに選考を続けている企業も多いと見られる。

 内定者のうち、就職先を決定し活動を終了した学生は74.2%で大方が採用活動を終えていることから、新卒採用はピークを超え始めているようだ。

 一方で、モニター全体の半数(46.5%)は依然として就職活動を継続しており、長期化は避けられない展開となっている。

入社3年以内の“経験者”も4割の企業が新卒で受付〜人事採用担当者アンケート
企業の採用計画 増加が減少上回る
新卒採用枠の拡大要請へ

日本人材ニュースCarrera」は働く人のためのキャリアニュースサイトです。