クールビズを実施する企業が8割超に――こんな結果が、帝国データバンクが実施した「夏季の電力使用量削減に対する企業の意識調査」でわかった。

 6月20日〜30日の調査期間の時点でのクールビズの取組状況を聞いたところ、「開始している」と回答した企業が7割(70.2%)を超えた。前年同期に比べて11.1ポイントも高く、節電対応などを背景に例年よりも早い時期からクールビズに取り組んでいる企業が多くなっている。

 「検討中」と回答した企業は12.5%となっており、昨年は最終的にクールビズを実施した企業が72.8%だったことから、今年はクールビズを実施する企業が8割を超えるもようだ。

 環境省が推進しているスーパークールビズに関する取組例のうち、自社で実行可能だと思う項目について聞いたところ(複数回答)、「エアコンは必要な場所、必要なときだけつける」(68.5%)、「自宅とオフィスでの室温28度の徹底」(57.6%)、「扇風機などの活用」(52.3%)など、空調や室温への対応が上位を占めた。

 オフィスでの服装については、「ノー上着を夏のフォーマルにする」は4割超(43.1%)の企業が実行可能と回答しているが、「かりゆしウェアやアロハ、ポロシャツ、Tシャツなども可とする」は1割(10.4%)にとどまった。
 
 今夏に節電を実施すると回答した企業は72.7%。削減量は、政府が目標としている「15%」(27.3%)が最も多く、「15%」を超える削減を予定している企業を合わせると全国で36.3%の企業が政府目標以上の電力使用削減を予定している。

 特に、政府の要請地域である「東北」(42.7%)、「北関東」(49.6%)、「南関東」(58.6%)は、政府目標以上の削減を予定している企業の割合が高くなっている。

 調査は、2011年6月20日〜30日に実施し、1万1032社から回答を得た。

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