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ルノワール、モネ、マネ、ゴッホ、セザンヌといった印象派の巨匠たち。彼らの作品を、顕微鏡やエックス線、赤外線などを駆使して、科学的な観点から解き明かしていくというユニークな展覧会が、青森県立美術館にて開催されている。

写真:(左)フィンセント・ファン・ゴッホ 《クリシーの端》 ヴァルラフ・リヒャルツ美術館/コルブー財団蔵 cRheinisches Bildarchiv, Koln、(右)ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン 《ブルターニュの少年》 ヴァルラフ・リヒャルツ美術館/コルブー財団蔵 cRheinisches Bildarchiv, Koln

今でこそ広く親しまれている印象派の作風だが、写実的な絵画が一般的だった当時、印象派は前衛芸術とみなされていた。本展覧会では、当時の常識をくつがえした印象派の斬新な技法、とりわけその色彩や筆触の効果は何に由来し、どのような意味を持つのかという、知られざる「巨匠の秘密」に迫っていく。実はこの展覧会、2008年から2010年にかけてケルン、フィレンツェ、ウィーンで大きな話題を呼んだもので、日本では青森県立美術館のみでの開催となる。最新の技術と設備を駆使した調査によって、これまで知られていなかった、印象派の画家たちの絵を描く際のテクニックなどが遂に明らかとなる。絵の具層の下に見られる試行錯誤の痕跡や、戸外制作の実態など、美的鑑賞ばかりを重視する従来の印象派展とは一味ちがった新鮮な衝撃の連続の展覧会である。

写真:クロード・モネ 《エトルタ海岸の漁船》 ヴァルラフ・リヒャルツ美術館/コルブー財団蔵 cRheinisches Bildarchiv, Koln

青森県立美術館開館5周年記念「光を描く 印象派展 ―美術館が解いた謎―」
会期:2011年7月9日(土)〜10月10日(月・祝)
休館日:7月25日、8月22日、9月12日、26日
料金:一般1,500円
会場:青森県立美術館
お問い合わせ Tel:017-783-3000


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