コンビニの達人に聞く、「マニアックなコンビニの魅力を探る方法」

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深夜に小腹が空いたとき、なんとなく暇なとき……これといって特別な理由がなくても、なんとなくつい入ってしまうのがコンビニ。気がつくとコンビニで暇つぶししてる、なんて人も多いのでは。コンビニは私たちの生活のなかで最も身近なスポットですよね。でも、身近すぎるだけに、ついつい買い物がマンネリ化してしまうのも事実。どうすれば、飽きずに楽しく利用し続けることができるのでしょうか? 誰か教えて!

今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、「GetNavi」(学研パブリッシング)でコンビニについての連載を執筆していた経験のある、ライターの梅田カズヒコさん。「日用品のほとんどが売っていて、パジャマで行ける気軽さも魅力です」と語る梅田さんに、コンビニを100倍楽しむ方法を聞きました。

■コンビニの“個性”を楽しもう!

「コンビニと言えば『画一化』の象徴と思われがちですが、各社によって個性があることも忘れてはいけません。例えば、セブン−イレブンはアイスコーナーが広々していて選びやすい、ローソンは『Uchi Café SWEETS』などのヒット商品が度々登場する、ファミリーマートは『ファミチキ』など若者に受ける商品が充実している、などなど。ちなみに私は以前、全てのコンビニの鮭おにぎりを食べ比べたことがあるのですが、サンクスが一番おいしく感じました。

また、僕が知ってちょっと感動したのは、セブン−イレブンの商品開発方針。お弁当やおにぎりは誰もが毎日食べたくなるように、『ものすごくおいしいもの』はあえて作らないようにしているそうなんです。それでも十分おいしいですけれどね」

梅田さん曰く「足繁く通って『違い』を見つけるのが楽しい」のだとか。さっそくいつも通っているあのコンビニに行って、まじまじと店内を眺めてみたいと思います。

■コンビニで季節感を感じよう

「コンビニには『季節商品』というものがあります。おでんや冷やし中華などの食品をはじめ、花火や使い捨てカイロに至るまで、コンビニの商品をチェックしているだけで季節感を先取りすることができます。弁当も季節ごとに具材が変わるんですよ。また、その年々で開発される新商品も要チェックですね。さらに、地域ごとにも特色があって、例えば中京地区では、おでんに味噌だれを付けてくれる店舗も多いです」

おでんや冷やし中華だけでなく、お弁当の具材まで季節ごとに変わっていたなんて、あまり意識したことがなかったかも。細かなところでも、コンビニの四季の移り変わりを感じとることができそうですね。

■POSを利用して「逆マーケティング」?

「コンビニでは、商品の販売記録をマーケティングに生かすPOSシステムを採用しています。当然、店舗側はよく購入される商品を発注するので、OLが多い地域では、スイーツななど若い女性好みの商品が多く置かれることになります。つまり、陳列されている商品を見るだけで、その店舗のメイン客層が一目瞭然になるんです。商品を観察して『どういう客層がターゲットなのか』を掴むのも楽しいですよ」

なるほど。確かに学生街にあるコンビニには、「からあげ弁当」などカロリーが高そうな弁当が山盛りになっていた記憶が! 「逆マーケティング」をして、その地域の意外な特性を観察してみるのも面白そうですね。

■ひとことアドバイス

「現在のコンビニはチケット購入からATM、DVDレンタルサービスなど、一昔前には考えも及ばなかったくらい多様な機能を備えています。未来のコンビニがどのように進化するのか、想像してみると楽しいかもしれません」

知れば知るほど奥深いコンビニの世界。ついつい同じ弁当ばかり買ってしまう「マンネリ派」の方は、もっとコンビニをフル活用し、驚きと発見のある「コンビニライフ」を送ってみたいですよね。あなたの近くのコンビニには、どんな魅力がありますか?

(宮崎智之/プレスラボ)



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