“なでなで機能”に“赤ちゃん言葉機能”? 進化する『アイドルライブチャット』の楽しみ方

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これまでアイドルの楽しみ方といえば、ライブや握手会といったリアルな接触と、CD、グラビア、テレビ番組といった媒体を介したバーチャルな楽しみの二通りがあった。しかし、現在そのどちらとも言えない新たな楽しみ方が、密かに広がりつつある。そのサービスが『アイドルライブチャット』だ。

『ライブチャット』といえば、PCの画面越しに女の子と会話をし、時間に応じて課金されるというサービス。サイトによって異なるが、費用は概ね1分間100円〜200円程度。それが1時間半〜2時間行われるので、一回の参加で1〜2万円と少々お高い。しかし、その金額がひとつのハードルとなって、参加者数が限られる。イベントや握手会では接する時間も短く、なかなか名前を覚えてもらえない人も、ライブチャットでは、多く発言をすることによって、比較的早く認知してもらうことも可能だ。

このシステムをうまく利用しているのが、各種オーディション企画。
多くのライブチャットを運営している『マシェパラ』では、今年に入ってからだけでも『日テレジェニック』『ミス東スポ』『ミスヤングチャンピオン』『ミスFLASH』など、多くのオーディション企画が開催されている。
審査の方法は概ね一緒で、まずはチャットへの参加者数、そして参加者から受け付けたサービスのポイント数によって、ランキングが決められる。この“サービス”がなかなか面白い。ベースになるのは、そのアイドルのサイン入り生チェキ写真(25pt)(『マシェパラ』では1pt=100円のポイント換算)、アイドルへのお菓子のプレゼント(3pt)、同じくジュースのプレゼント(5pt)など。当然、オーディションに残りたいアイドルは、少しでもポイントを稼ぐために「お願い。チェキ買って!」「あ〜、のどが渇いた」などとおねだりをしてくるわけである。

さらに、今年の『日テレジェニックオーディション』の時に追加されたのが“なでなで機能”(1.5pt)。これは参加者がこの機能を申し込むと、アイドルの近くに控えているスタッフが、棒の先についた大きな猫の手で頭をなでなでする、というもの。これをされると嫌がったり、恥ずかしがったりする女の子が多いため、「チェキ買ってもいいけど、その前にちょっとなでなでさせて」などという駆け引きが生まれてくるのだ。
そして、『ミス東スポオーディション』で追加されたのが“1分間赤ちゃん言葉機能”(7pt)。その名の通り、アイドルが一分間赤ちゃん言葉で話をするという、なでなで以上に恥ずかしい機能なのだ。ポイントが稼げるとは言え、アイドルが一生懸命赤ちゃん言葉をしゃべる姿はなかなかに面白い。よくもまぁこんな機能を考えたものだと感心してしまう。

今後このアイドルライブチャットはさらなる広がりを見せるのではないかと思う。なんといっても、チャットをしながら感じる“その女の子と一緒にオーディションで戦っているような一体感”は大きな魅力だ。また、距離に関係なく、アイドルと直接のやり取りができるという利点も大きい。地方のアイドルファンは、東京在住の人などに比べどうしても参加できるイベント数などに差が出てしまう。しかし、ライブチャットであれば、そのようなことはない。高く感じる料金も、東京まで出てくる交通費に比べればむしろ安いくらいかもしれない。
そして最後のメリットは、どんな状況でもPCと予算さえあれば参加できるという点だ。長いことアイドルファンをやっていると、将来体を壊したり、家から出られなくなったりしたらどうなるだろうと考えることがある。しかし、このシステムがあれば、そんな心配は無用だ。筆者は初めてライブチャットに参加し、その楽しさを味わった時「これで将来寝たきりになってもアイドルファンを続けられる!」と歓喜したものだ。
もちろん、その時に資金不足にならないように、働けるうちに頑張って貯蓄しておくことも大事ではある。

※画像は『マシェパラ』ミスFLASH 2011 ウェブサイトより

※この記事はガジェ通ウェブライターの「プレヤード」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
プレヤード:とにかくアイドルが好きで、アイドルについて綴ったブログももう7年目。記事数も120ほどになります。

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