とうとう、その全貌が明らかになった「高飛車」。世界記録の落下角度を誇る、バーティカルドロップはもちろん、コース全体で7度のひねりが用意され、回る、ひねる、落ちるの絶妙コンビが楽しめる

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富士急ハイランドに7月16日(土)に開業した新コースター「高飛車(たかびしゃ)」。これまでも世界最高のコースターを発表してきた“フジキュー”が新たに目指したのは、“ギネス級の落下角度”だ。そんな最新絶叫マシンを記者が体験。垂直を超えた最高角度121度の落下は、やっぱり驚愕だった。

【写真】最高角度121度で落ちるバーティカルドロップほか、高飛車の詳細画像はコチラ!

同園で5年ぶりの新作コースターとなる高飛車。FUJIYAMAで高さや落差、ドドンパで最高速度など、今まで数々の世界記録を打ち立ててきた中、今回は「世界最大角度の落下」と「コンビネーション」が追求された。その象徴が、43mのタワーから落下する「バーティカルドロップ」。実際に記者が目の当たりにしたタワーは、しゃもじを半分に割ったような形で、頂点から延びるレールは垂直を内側にえぐるような曲線を描いている。その最大落下角度は、ギネス認定の121度といい、未知の“えぐり落下”が体験できるのだ。

さらに、高飛車には、これまで富士急ハイランドが培ってきたコースターの技術が結集されている。リニアの技術を採用した加速力、7回にもおよぶひねり回転、そして世界最大角度の落下などがコンビを成し、格別の絶叫体験が楽しめる。さらには、最新のブレーキ技術を搭載することで、雨の日でも運転可能。まさに“いいとこどり”の絶叫マシンといえる。

そんな高飛車に、とうとう記者が試乗。コースターは前後2列の8人乗りで、記者は前列に搭乗した。そして、ベルトとバーで体をガッチリ固定すると、ついにスタート。

はじめはゆっくりと暗闇の中を進むコースター。ところが、“カタン”と音がしたところでスピードが急上昇し、のしかかる重力が一気に全身を圧迫する。驚くべきはその加速力で、あっという間に最高速度の時速100kmに到達すると、暗闇の中を爆走し、そのままの勢いでトンネルを脱出した。

次に、屋外へ飛び出したコースターを待っているのは、“グラビティドロップ”の大回転と3度のひねり。青空へ上っていくかのように走っていくと、縦にぐるり、横にもぐるぐる…。目まぐるしい回転の中で、風の衝撃と遠心力を感じながら、コースターは再び屋内へ。

ここで速度を落とし、ゆっくり屋内のコースを進んでいくが、この時すでに記者は放心気味…。ところが、次に視界に入ってきたのは、高飛車のハイライト、空に向かってそそり立つバーティカルドロップのタワーだった。ここからは“垂直巻上げ”という技術でタワーを上るのだが、その間、体は地上と水平の状態に。青空を見上げながら、わずか20秒ほどで頂点に到達すると、ついにえぐり落下の瞬間がやってきた。

周囲の景色など見る余裕もなく、じわじわ前進するコースター。大きく息を吸い、冷や汗かいた手で安全バーをギュッと握る。「いよいよか…」と、心の準備を整える記者だったが、なんと、体が斜めに傾いたところで急停車! レールも足元も視界に入らない、いわば宙吊りのような状態になる。そんな演出に、ここまで我慢してきた記者も「やめてー、助けてー、ごめんなさーい!」と、リアルな悲鳴をあげてしまった。

そうして恐怖心を最高潮にまで煽られたところで、とうとう落下。内側をえぐるように回り込んで真下に落ちる。その瞬間は本当に一瞬だが、頭から地面に叩きつけられるかのようで、恐怖と爽快感が交じり合う、不思議な感覚だった。

終盤にも、2度の大回転と3度のひねりが待っていて、“160秒の超絶叫体験”が終了。始めから終わりまで、ずっと緊張で体が固まっていたからか、コースターから降りた後も足の震えが止まらなかった。

FUJIYAMA、ドドンパ、ええじゃないか、そして高飛車と、「四大コースター」がそろった富士急ハイランド。数々の絶叫体験は、爽快感と冷や汗で夏の暑さを吹き飛ばしてくれるはず。今年の夏は、束の間の涼を感じに富士急ハイランドへ出かけてみるのはいかが。【東京ウォーカー】

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