10日、中国からインドへ赴任した中国人上級者層の中に、インドでの生活が気に入って帰国したがらない人が増加しているという。写真はムンバイ。

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2011年7月10日、インド紙エコノミック・タイムズは、中国からインドへ赴任した中国人上級者層の中に、インドでの生活が気に入って帰国したがらない人が増加していると報じた。13日付で環球時報が伝えた。

中国人にとって、インドへの赴任は期待よりも不安が大きいという。原因はこれまで敵対してきたインドと中国の歴史や偏見などにある。しかし、実際に赴任した後は、自分の生活や自社の戦略などとインドを結び付け、協調を図りながら社会に溶け込んでいくケースが多いという。

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インドで数年の生活経験を持つある中国人管理職は「誤って“地雷エリア”に入り込んでしまう心配は全くない。逆に、多くの中国人が自社の発展の過程で、現地で重要な役割を果たしている」と語る。

インドのダンスや音楽、食事、映画を気に入り、デリーやムンバイで生活する中国人ビジネスマンが多く存在するだけでなく、中にはインド名を付ける人までいるという。インドの中国大使館のデータによると、04年から10年までの間に中国企業の上級者層に発給したビザは6万件にも上っている。

通信機器の大手総合メーカー・中興通訊のある上級管理職は「インドの人々の生活態度は素晴らしい。中国人より生活を享受している」と語り、さらに「インドの伝統文化は中国よりもよく保存されている」と感心している。(翻訳・編集/HA)

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