ルイス・エンリケ監督率いるローマは、リーベルプレートから19歳のMFエリック・ラメラを獲得した。年俸130万ユーロ(約1億5000万円)の5年契約を交わすようだ。ラメラは2日前にローマ入りし、トリゴリア(ローマ練習場)近くのホテルに滞在していた。

リーベルプレートのダニエル・パッサレッラ会長がやってきて両クラブが交渉した後、ローマは選手の移籍を認めた。「ラメラはローマの選手だ。あとは連盟に書類を提出するだけという状況となっている」。リーベルプレートに支払われる移籍金は1200万ユーロ(約14億円)で、さらに200万ユーロのボーナスがつくかもしれない。これから、ワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)などが、選手本人との交渉に入る。

ラメラは『ツイッター』を通して、すぐにローマファンへメッセージを送った。同選手は、「ローマでプレーできることを誇らしく思う。ずっとサポートしてくれて感謝しているよ。みんなを失望させないように頑張る」とつぶやいている。

一方でGKマールテン・ステケレンブルフのローマ加入には、まだ時間が掛かるようだ。サバティーニSDは、「ステケレンブルフに関する話は止まっている。今は技術面について検討しているところで、最終的なことは決まっていない.技術面のことであり、金銭面のことではないよ」と説明した。