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テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

〜ダーリンハニー吉川コラム「1番ショートが夢だった」その5〜

今年もベイスターズが苦しんでいる。
現時点で最下位だ。

「知ってるよ」「いつも通りだろ」「定位置じゃん」などいろいろなお言葉はあるかと思う。ただ今年のベイスターズは内容がいい。中継ぎ陣は昨年よりもすごくいい。それだけに悔しい。


景気づけにユニホーム散歩をしたものの…

僕は大洋ホエールズ時代から、かれこれ25年横浜ファンだ。
横浜が地元なわけではない。友達と一緒にファンになったわけでもない。こればかりは「業」としか言いようがない。「運命」(さだめ)と呼んでもいい。とにかく小さい頃から横浜というチームが好きだった。


嗚呼、栄光の98年

僕がファンをやっている間、横浜が強かったのは1997〜2002の5年間。他の年もたまにAクラスになることもあったけれど、ほとんどがBクラス。はっきり言って負けには慣れている。ただ毎年優勝を信じている自分もいる。

今年の初め、僕はテレビ神奈川のベイスターズ特番に出演させていただき、大きな声で応援歌を歌った。多少のひんしゅくも買ったが、気持ちは歌で伝えたかった。球団社長とも握手をし、「ぜったい優勝します!」と僕の方から優勝宣言をしてしまった。ホッシーとも誓い合った。


ぜったい優勝します!

しかしベイスターズが苦しんでいる。

僕は選手ではないので出来ることは少ない。
応援はいつもしている。

応援プラス、なにか出来ることはないだろうか。

もうこうなったらベイスターズのために「あげちんになるしかない」と思った。





あげちんの正確な定義はわからないけれど、「他人の運を上げられる人」みたいなことかと思う。ベイスターズを浮上させるために、あげちんになりたい。

ただ方法がわからなかったので、僕は単純に自分の運を減らそうと思った。試合前までに、徹底的に自分の運を削って、その分ベイスターズが上がってくれたらいい。

とにかく自分の運を減らそう。

ついてなことをいっぱいやろう。




ころぶ


ころぶ


ころぶ

初歩的だけれど、まずは押さえておきたい運減らしだ。ただ、ころぶのは案外難しい。自分が気がつかないところに障害がないとなかなか転べない。段差だったり石ころだったりバナナの皮だったり。探した時点でおかしい。だからたくさん走って足がふらついてからころんだ。コメディアンとしてもころぶのは重要な動きなので練習になってよかった。




スクラッチ


削った


はずれた

よしよし。どんどん運を減らしている。見事なあげちんぶりだ。まったくついていない。その分ベイスターズがぐいぐい上がっていると信じる。

ここでお腹がすいたのでラーメンを食べに行った。



占いが最悪


ラーメンも


熱い

勢いよくすすったので軽くやけどをした。

ふと「やりすぎでは?」と思ったけれど、これでベイスターズが勝ってくれればこれくらいたいしたことはない。

ついていないのか、つかないようにするのか線引きが難しい。ただなんとなく「負けを拾っていく」感覚かなと思った。ひとつひとつ丁寧に負けていく。僕が負ければ横浜が勝つ。きっと勝つ。

負けよう。

もっともっと負けよう。


度も合わない


変な服も着る

ケミカルウォッシュ+女装の時に使った衣装+ホッシーナのタオル+大洋帽。

かなりの負け具合だ。

他にも「鳥の糞がかかる」、「財布を失くす」、「携帯をトイレに落とす」、「道に迷う」、「車にはねられる」など負けを重ねたかったけれど、やりすぎると元気までなくなりそうだったのでやめた。

野球を愛し、ベイスターズを愛するには、元気がないといけない。


これが私のあげちんスタイル

決まった。

下がりに下がった。

よし、やるべきことはやったので、あとは野球を見て一生懸命応援するだけだ。

これでベイスターズが勝ってくれれば言うことなしである。


たまらぬハマスタ


試合開始


はじまったぞー

あのスタイルで観戦するのは野球に無礼な気がしたのでちゃんと着替えた。まずメガネの度が合わない時点で野球が見れない。奇抜な応援がしたいわけではなく、僕はただあげちんでありたいだけなのだ。試合が始まってしまえばあとはもう選手の世界だ。


がんばれー


やはり真剣に見てしまう

相手は中日ドラゴンズである。

ドラゴンズはなんと9年連続Aクラスである。とにかく隙のない野球を展開する。落合監督の俺流采配も素晴らしい。相手に不足はない。


やった


やった


やった


やった

びっくりした。

あーびっくりした。

とにかくこちらが試合結果である。


14-5

14対5でベイスターズ大勝。14得点18安打は今季初。内藤雄太選手の満塁ホームランをはじめ、まるでマシンガン打線が復活したかのような打ちっぷりだった。きっと僕が生で見た試合の中でも一番点を取った試合だと思う。


あげちーん?




あまりの大勝に、多少引いてしまった

勝ち慣れていないからここまで勝つとどうリアクションをしていいかわからない。

でも心底うれしかった。

僕は一日だけあげちんになれたのだ。そう信じたいほどの勝ちっぷりだった。どんな因果かわからないけれど、すごい勝ち試合を見れた。それだけで結果的に運が良かったのだ。こんな試合がたまにあるから、ファンはやめられない。

よし、次見に行く時はもっともっと運を減らそう。
捻挫に突き指、眉毛を剃って寝不足と…。

そうすれば優勝も…。


とにかく野球は楽しいです

写真:とよだりゅうた続きを読む

この記事の元ブログ: あげちんになりたい


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