元イタリア代表キャプテン、カンナヴァーロが現役引退を発表「とても悲しい」

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 9日、元イタリア代表キャプテンのファビオ・カンナヴァーロが現役引退を発表した。

 昨シーズン、UAEのアル・アハリでプレーしていたカンナヴァーロはひざの負傷により16試合に出場にとどまり、今年6月に契約解除。自由移籍の身となっていた。

「サッカーは人生のすべてだったから、今はとても悲しい。ひざの検査を受けて、担当医から現役を続けるのは難しいと宣告された」と、引退の理由を説明している。

 37歳で現役に幕を引いたカンナヴァーロは、イタリア代表として歴代最多となる136試合に、19年間のプロキャリアで695試合に出場。2006年に はキャプテンマークを巻いて母国をワールドカップ優勝に導き、同年DFとして10年ぶりとなる欧州年間最優秀選手賞(バロン・ドール)を受賞した。

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